「ミシンが欲しい」「ミシンを買い換えたい」と思っても、多くのメーカーや種類から「コレだ!」と思うものを見つけるなんて、とても大変ですよね。
最近は、刺繍機能や補助機能が充実したものなど多機能になっていますし、価格帯も広くなっています。
ミシン初心者は、豊富な製品の中から何を重視して選べばいいか見当もつかないでしょう。また、中級者でもミシン選びは難しいと感じるものです。
そこでこの記事では、プロが勧めるおすすめのミシンを「コンパクト」「初心者」「中級者」「厚物縫い」に厳選して紹介していきます。
ミシン選びの参考にどうぞ。
プロがすすめるミシン壊れにくメーカー:コンパクト、上級者、ロングセラーなど
まずは置き場所に困らないコンパクトミシンから紹介します。ミシンの大きさは、コンパクト・レギュラー・フルサイズに分かれます。コンパクトミシンは、小物を縫うのにおすすめです。
もしカーテンなどの大物も縫う方は、レギュラーやフルサイズを選びましょう。お子様の園バックや洋服ならコンパクトミシンで十分です。
アックスヤマザキ子育てにもっといいミシンコンピューター ミシン
全200種類の縫い模様搭載、かわいいステッチも簡単に縫えるお手軽ミシンです。シンプルだけど機能充実。初心者でも扱いやすく、名前やイニシャルを簡単・キレイに入れられます。
ボタンが最小限でシンプル。縫い目のパターン表は収納可能な扉式になっています。デザイン性が高く、出しっぱなしにしていてもかっこいいミシンです。
価格(Amazon) | 33,000円 |
サイズ | 幅41.1×奥行17.8×高さ30.7cm |
ジャガー コンピュータミシン フットコントローラー付き TRM-10
フットコントローラー付きが便利なコンパクトミシンです。液晶ディスプレイでエラーなども表示されますので、見やすくて使いやすい設計。
縫うスピードを足元で調整できるフットコントローラーは両手が使えて便利です。
ボタン付けやファスナー付けに便利な専用押さえ付き。押さえにボタンをセットするだけでボタンホールが自動で作成できます。
コンパクトミシンでデニムのような厚地縫いもできるなんて優秀。もちろん自動糸通しも搭載しています。
価格(Amazon) | 19,747円 |
サイズ | 幅42cm×奥行20.5×高さ31.1cm |
【ジャガー コンピュータミシン フットコントローラー付き TRM-10はこちら】
JAGUAR 電子ミシン MM-522H
自動糸通し、ワンハンドボビン、縫い速度調節などなど、必要な機能が搭載されたジャガーの電子ミシンです。カラーが豊富で、画像のシンプルなホワイトの他にも華やかなお花柄が揃っています。
お部屋に出しっぱなしにしていても可愛いいデザインです。軽量設計のため、女性でも持ち運び楽々。好きな場所に気軽に移動できます。
価格(Amazon) | 17,500円 |
サイズ | 幅363×高さ280×奥行き191mm |
プロがすすめるミシン:初心者におすすめ
初心者が使いやすいミシンを紹介します。初心者には自動で針の動きをコントロールするコンピューターミシンがおすすめです。
brother コンピューターミシン S71-SL
文字縫い機能が充実した、初めての手作りにちょうどいいミシンです。飾りや文字もちりばめて、思いのままにカンタン手作りできます。
園バッグやレッスンバッグなど、オリジナルで名前を入れられます。
指一本で糸通し「らくらく糸通し」機能や、下糸を引き出さなくても、すぐ縫える「下糸クイック」搭載。機能性十分で使いやすくコスパのいい1台です。
価格(Amazon) | 34,321円 |
サイズ | 幅41.3×奥行き17.8×高さ29.6cm |
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ブラザー工業 コンピュータミシン CPS4204
ゆっくり縫えるスピード設定が可能なブラザーのコンピューターミシンです。フットコントローラー付きで、両手が使えます。
液晶ディスプレイだから、操作ラクラク。エラーも表示されますので、安心です。作品の幅が広がる充実のステッチ、実用ぬい20模様搭載。軽量で持ち運びラクラクです。
価格(Amazon) | 23,700円 |
サイズ(長さx幅x高さ) | 17 x 40.7 x 29.1 cm |
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ブラザー コンピューターミシン アニュドール ブランII/CPE1501
70種類のステッチが搭載されたブラザーのコンピューターミシンです。初心者にかなり使いやすい1台。ブラザーの動画Q&Aを見ながらすすめられますので、一人でも縫えるようになります。
ジーンズや厚手生地もスイスイ縫える優れもの。裾上げ自宅でも簡単に仕上がります。ワイドテーブル・フットコントローラーも使いやすいです。
価格(Amazon) | 30,580円 |
サイズ | 幅41.3cm×奥行17.8cm×高さ31.7cm |
【ブラザー コンピューターミシン アニュドール ブランII/CPE1501はこちら】
プロがすすめるミシン壊れにくメーカー:中級者、上級者におすすめ
次に中級者におすすめのミシンを紹介します。中級者には、モーターをコンピューターで制御する電子ミシンがおすすめです。
家庭用ミシン エクシード ドレスメイク HZL-F400JP JUKI ジューキ
工業用ミシン技術の「BOX送り」を採用することで、スムーズなぬい心地を実現。薄物、厚物あらゆる素材に幅広く対応します。
新機能の自動糸切り機能付きコントローラーも完備し、さらに使いやすくなりました。ミシン慣れしている中級者に最適です。
ボビン用の糸巻きがとにかく楽チン。縫っている音が静かで、安定感もあります。
価格(Amazon) | 63,500円 |
サイズ | 幅445×高さ291×奥行き210mm |
【エクシード ドレスメイク HZL-F400JP JUKI ジューキはこちら】
最新モデル ジャノメ コンピュータミシン MP350MSE
ミシンといえばジャノメ。人気のJP210MSEのフルモデルチェンジ最新型です。下糸巻き軸が金属製に変更し、耐久性がアップしました。模様数も30種類と増えています。自動糸調子機能ももちろん搭載。
音が静かでマンションでも使いやすい。厚物縫いもできます。フットコントローラーで速度調整は可能です。
価格(Amazon) | 38,500円 |
サイズ | 高さ302mm×幅406mm×奥行177mm |
JUKI ジューキ コンピュータミシン HZL-G110M-B
ジューキ人気モデルがさらに進化した最新型。液晶バックライト搭載、より明るく見やすくなりました。自動糸調子機能、フットコントローラー、まつり縫い押え、ファスナー押え標準装備。
音が静かで使いやすく、夜の作業も家族に気を使いません。天板も広めで大きいものを縫う時に便利です。
価格(Amazon) | 55,000円 |
サイズ | 高さ29.2cm×幅44.5cm×奥行22.3cm |
【JUKI ジューキ コンピュータミシン HZL-G110M-Bはこちら】
プロがすすめるミシン壊れにくメーカー:厚物縫いができる
デニムや革物を縫うなら、厚物縫いができるタイプがおすすめです。低速でも高い貫通力を維持できるものじゃないと、縫い進められませんので厚物縫い専用ミシンを選びましょう。
brother プロ用ミシン Nouvelle470 TAT7601
自由な創作をサポートしてくれるプロ用ミシン。帆布8枚重ねでもらくらく縫えるタフさが魅力。皮やラミネートも簡単に縫えます。厚物をよく縫う方におすすめです。
家庭用ミシンを超えた機能性で、上級者も大満足のミシン。パワー、使い勝手、仕上がり全て揃っています。
価格(Amazon) | 83,500円 |
サイズ | 幅46×奥行き19.5×高さ32cm |
【brother プロ用ミシン Nouvelle470 TAT7601はこちら】
JUKI ジューキ 本格コンピュータミシン HZL-FQ45
工業用技術BOX送りを搭載した本格派。縫い縮みや布ズレがなく直進性、縫い始めが快適です。自動糸切り機能付きフットコントローラーが便利。踏み込みと針の動きが連動し、縫いやすいです。
厚手のコートも縫える頼もしさ。職業用ですから内職にも使えます。
価格(Amazon) | 71,000円 |
サイズ | 幅44.5cm 高さ29cm 奥行き21cm |
【JUKI ジューキ 本格コンピュータミシン HZL-FQ45はこちら】
買ってはいけないミシンの特徴
最後に買ってはいけないミシンの特徴を紹介します。
ミシンは、初心者〜上級者によって選び方が異なりますが、次に紹介するようなミシンはどの段階のレベルの方も選ばない方がいいでしょう。
1万円以下のトイミシン
初心者の方によくあることなのですが、「ミシンを使うかどうかわからないから1万円くらいのもので試してみよう」ということ。
1万円以下のミシンはトイミシン=おもちゃのミシンと呼ばれています。トイミシンは本体重量が軽いため安定せず、長持ちしません。また、ほつれやすくスムーズに縫えないこともたたあります。
初心者には逆に扱いにくい製品です。
縫いたいものが縫えない
ミシンを買うときは、自分が何を縫いたいかを考えて選びましょう。デニムなどの厚物が縫いたいのにミシンが対応していなければ縫えませんよね。
また大きい布をたくさん縫いたいのに、コンパクトミシンでは小さすぎます。このように、縫いたいものが縫えるミシンを選ぶことが大切です。
不必要な機能が満載
多機能になったミシンは便利ですが自分に必要のない機能もあるでしょう。多機能であればあるほど、価格が高くなりますし故障箇所も多くなります。
必要なものだけ揃った機種を買う方が、安くて長持ちするでしょう。「たくさんあればいつか使うだろう」と思うものは、意外にもずっと使いません。
実力に合わないミシン
ミシンは自分の実力に合わせて選びましょう。「私にはちょっと多機能すぎるかも」と思っていても、店員さんに「すぐ慣れますよ」と言われたら購入してしまう方も少なくありません。
しかし、実力に合わないミシンは難しすぎて扱いづらいと感じてしまいます。特にミシンに慣れていない初心者は、最初のとっかかりで「面倒くさい」「うまく縫えない」と思うと使わなくなってしまいます。
実際、私がそうだったのですが、初心者なのに、欲張って中級者用のミシンを購入してしまい、うまくいかずに押入れに入れたままでした。その後、初心者用のミシンをもらって使ってみたらとすごく縫いやすくて、洋服作りにハマってしまったほどです。
初心者は慣れるまで初心者用のミシンを使い、レベルアップしていきましょう。きれいに使っていればメルカリなどで売って買い替えることもできます。
まとめ
本記事では、プロがすすめるミシンを紹介しました。コンパクトなミシンは収納しやすく使いやすいのですが、大物縫いには向いていません。カーテンやシーツ系を縫う場合はレギュラーサイズ以上を選びましょう。
初心者さんは、初めてでも縫いやすいコンピューターミシン、中級者は電子ミシンがおすすめです。この記事を参考に、用途やレベルに合わせたミシンを選んでみてください。