「土日でも対応しているファクタリング業者はある?」
「土日対応のファクタリング業者で即日に資金を得るには?」
週末に急な資金調達が必要になった場合、このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
土日にも対応しているファクタリング業者を知っていれば、曜日を問わずに資金調達できるため、いざというときにも心強いはず。
しかし、土日対応であっても給料ファクタリングは危険ですから、絶対に利用してはいけません。
本記事では、給料ファクタリングが危険といわれる理由や、土日対応の安全なファクタリング業者の選び方を解説します。
即日入金を狙うためのコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
土日振り込みでも給料ファクタリング10万は危険!選んではいけない理由とは?
土日対応が可能な業者でも、給料ファクタリングは利用してはいけません。
給料ファクタリングでは、給料を受け取る権利を業者に譲渡することで、給料日前に資金提供を受けられます。
しかし、給料ファクタリングは融資とほぼ同じ扱いになるため、ファクタリングとしてサービスを提供すること自体が違法です。
実際に、金融庁でも以下のように注意喚起されています。
給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。
貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。また、高額な手数料を支払ってしまうと、本来受け取る賃金よりも少ない金額の金銭しか受け取れなくなるため、経済的生活がかえって悪化し、生活が破綻するおそれがあります。
引用:金融庁
ヤミ金融業者を絶対に利用しないでください。
安易に利用すると、以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があるので、十分に注意してください。
- 高額な手数料を請求される
- 悪質な取り立てをされる
もし、お金が必要なら、プロミスやアイフルなど貸金業法のもとで運営されている正規の業者がおすすめ。
厳しい取り立てや法外な金利の要求もないので、安心して利用できます。
高額な手数料を請求される
ヤミ金や違法業者が行う給料ファクタリングでは、高額な手数料が設定されています。なぜなら、ヤミ金は利用者よりも業者側の利益を優先するためです。
そもそも、ファクタリングの利息は「利息制限法第1条」によって以下のように定められています。
第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
引用:利息制限法 | e-Gov法令検索
一 元本の額が十万円未満の場合 年二割
二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分
一般的なファクタリングの手数料は2社間で約10%~20%、3社間で約1%~9%です。
しかし、違法業者が行う給料ファクタリングには手数料の上限が存在しません。そのため、利息制限法で定められている上限の20%より、高額な手数料を請求される可能性があります。
違法業者に騙されないためには、給料ファクタリングを利用しないのはもちろん、一般的なファクタリングの手数料相場を知っておくことも大切です。
悪質な取り立てをされる
給料ファクタリングを利用すると、悪質な取り立てをされる恐れがあるので注意してください。
前述の通り、給料ファクタリングでは高額な手数料を請求され、利用すればさらなる資金不足を招く事態に陥るでしょう。
自宅だけでなく勤務先への執拗な電話や嫌がらせなど、恫喝まがいの取り立てに遭う可能性が高くなります。
自分のみならず周囲の人にも悪影響を及ぼし、社会的な信用にも関わってくるため、絶対に利用してはいけません。
土日対応ファクタリングの安全な選び方
土日に対応可能なファクタリング業者であっても、契約を決める前には安全性を確認しておくことが大切です。
ファクタリング業者の安全性を見分けるためのポイントをまとめたので、業者選びの参考にしてみてください。
- 手数料が相場の範囲内である
- 業者側に償還請求権がない
- 会社情報が明示されている
手数料が相場の範囲内である
安全なファクタリング業者を選ぶには、手数料が相場の範囲内であるかどうかを確認しましょう。
一般的な手数料の相場は2社間で10%~20%、3社間で1%~9%が目安です。
安全なファクタリング業者の手数料は相場から大きく外れず、適正の範囲内で設定されています。
手数料が相場から大幅に外れる場合は業者が利益を優先している可能性が高く、安全とはいえないので、利用しないようにしましょう。
業者側に償還請求権がない
ファクタリング業者を選ぶ際に、償還請求権の有無を必ずチェックしましょう。
業者に償還請求権がある場合はリコース契約といわれ、取引先の売掛金が回収できなかった場合、利用者に代金を請求できます。
つまり、償還請求権があると取引先で売掛金が未回収になった場合、業者から取引先の売掛金を弁済するよう求められるのです。
反対に、償還請求権がなければ、取引先が倒産するような事態に陥っても、利用者はファクタリング業者に売掛金を弁済する義務は生じません。
優良なファクタリング業者が「償還請求権あり」で契約しようとするケースはまずないので、契約書の内容をよく確認しておくことが大切です。
会社情報が明示されている
安全なファクタリング業者を見極めるには、公式サイトの有無はもちろん、会社情報が明示されているかどうかを確認しておきましょう。
優良なファクタリング業者であれば、公式サイトで会社情報がわかりやすく記載されているはずです。具体的には、会社の所在地や代表者名、電話番号などが記載されています。
条件のよい業者を見つけても、会社情報が明示されていない場合は違法業者の可能性が高いため、利用は避けてください。
土日対応ファクタリング業者!年中無休24時間の即時入金もあり。ラボル・えんナビなど
土日も対応可能なファクタリング業者を探している方には、以下がおすすめです。
- えんナビ
- 事業資金エージェント
- ラボル
年中無休で24時間対応してくれるファクターや最短60分で入金可能な業者など、それぞれ異なる強みを持つので、比較してみるとよいでしょう。
えんナビ
「えんナビ」は、24時間365日対応可能なファクタリング業者です。
公式サイトには30秒でできる簡単審査サービスがあり、急いでいる方でもすぐに審査結果をシミュレーションできます。
また、えんナビは他のファクタリング業者よりも低い手数料で利用できる点が魅力です。
通常、2社間ファクタリングの手数料は10%~20%ほどかかるところ、えんナビは業界最低水準の5%から利用できます。
支払い期日が迫っているときや、急なトラブルでまとまった資金が必要な際は、土日でも電話相談できるので心強いでしょう。
利用可能額は50万円~5,000万円、最短1日で資金調達が可能です。
必要な書類も準備しやすく、請求書と3ヶ月分の通帳を用意すればよいため、思い立ったときにすぐ利用できます。
営業時間 | 24時間365日 |
手数料 | 5%~ |
利用可能額 | 50万円~5,000万円 |
入金スピード | 最短1日 |
申し込み方法 | 来社・出張・オンライン |
必要書類 | 請求書・発注書・決算書写し・取引を証明できるもの など |
事業資金エージェント
「事業資金エージェント」では、売掛金が500万円までなら対面不要で契約できます。
資金調達まで最短3時間の実績を多数持ち、1,000万円以下であれば出張買取による即日対応も可能です。
最大2億円までの高額買取にも対応しているので、大口の売掛金をファクタリングしたい法人におすすめです。
また、20万円ほどの少額債権も買い取れるため、個人事業主でも気軽に利用できます。
ただし、営業日は月曜日~土曜日まで、日曜日は対応外となる点に注意してください。土曜日の資金調達にお困りの方は、相談してみるとよいでしょう。
営業時間 | 9:00~19:00(※日・祝は休み) |
手数料 | 2社間:5%〜20% 3社間:1.5%〜9% |
利用可能額 | 20万円~2億円 |
入金スピード | 最短3時間 |
申し込み方法 | 来社・出張・オンライン |
必要書類 | 請求書・通帳・本人確認書類 など |
ラボル
「ラボル」は、個人事業主やフリーランス向けにサービスを展開するファクタリング業者です。
買取下限額は1万円、手数料は一律10%とわかりやすいため、初めての方でも戸惑うことなく利用できます。
また、入金スピードは最短60分と素早く、24時間365日振込に対応しており、土日でも銀行の営業時間を気にせず資金調達できます。
審査は請求書や取引を示すエビデンス(メール等)を元に行われ、決算書や登記簿などが不要。書類準備の手間がかかりません。
少ない書類でファクタリングを利用したい方や、曜日や時間を問わずに資金調達したい方は、ラボルに申し込んでみるとよいでしょう。
営業時間 | 24時間365日 |
手数料 | 一律10% |
利用可能額 | 1万円~ |
入金スピード | 最短1時間 |
申し込み方法 | オンライン |
必要書類 | 本人確認書類、請求書、取引のエビデンス(取引先とのメール等) |
土日対応のファクタリングで即日入金を狙うコツ
土日対応のファクタリング業者であっても、書類の準備不足や内容不備などがあれば、即日で資金調達までたどり着けない可能性があります。
スムーズな資金調達を行うためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 審査に必要な書類を事前に準備する
- 2社間ファクタリングを選択する
- 午前中のうちに申し込みを完了させる
審査に必要な書類を事前に準備する
ファクタリングに申し込む際には、審査に必要な書類を事前に用意しておきましょう。
申し込んだ直後に必要書類の準備を始めた場合、その日のうちに全て揃えられない可能性があります。
ファクタリング業者によって提出書類が異なるので、公式サイトや問い合わせから、あらかじめ確認しておきましょう。
市役所で発行が必要な書類は手続きに時間を要するため、余裕を持って準備を進めておくことが重要です。
また、指定された書類を揃えるだけでなく、内容に不備がないかをチェックしておくと、よりスムーズな対応が期待できます。
2社間ファクタリングを選択する
2社間ファクタリングを選択すると、土日でも即日入金してもらえる可能性が高くなります。
というのも、2社間ファクタリングは売掛債権を譲渡する旨を取引先へ通知する必要がなく、テンポよく手続きが完了するためです。
しかし、3社間ファクタリングでは、売掛債権の譲渡について取引先に了承を得る必要があります。そのため、取引先が土日に休業している場合、手続きがストップしてしまいます。
即日入金を目指す場合は、取引先を介さずに契約できる2社間ファクタリングを選ぶのがポイントです。
午前中のうちに申し込みを完了させる
土日に資金を調達するなら、午前中に申し込みを完了させましょう。
審査にはある程度時間がかかるため、早めに申し込んでおくと入金対応の時間にゆとりが持てます。
午後や夕方に申し込んだ場合、営業時間内でも混み具合によって審査が翌日にずれ込む可能性があるので注意しましょう。
オンライン対応の業者は営業時間前にも申し込みを受け付けているケースがあるため、なるべく早い時間帯に手続きを進めてください。
ファクタリング以外で土日対応の資金調達なら支払い.com
「支払い.com」は、企業間取引における銀行振込の支払いをクレジットカードで決済できるサービスです。支払い期間を最長60日延長できるため、資金繰りを改善できます。
申し込みに必要なものはクレジットカードのみとなっており、書類の提出や審査は不要。最短60秒の素早い手続きが可能です。
登録後にすぐ利用できるので、支払い期日が迫っていても即時に対応できます。1万円から利用でき、手数料は一律4%で固定されているため、利用にかかるコストも計算しやすいでしょう。
さらに、利用目的は仕入れ費用や外注費、家賃の保証金など、幅広く対応しています。支払いごとに名義変更できますから、支払い先へ知られる心配もなく資金繰りの改善が可能です。
まとめ
土日対応のファクタリング業者を探しているときでも、給料ファクタリングを行う会社はヤミ金や違法業者の可能性が高いため、利用するのはやめましょう。
また、ファクタリング業者の安全性や実績、入金までのスピードなどを確認してから申し込むことが重要です。
土日の間に資金を用意したい方は、本記事で紹介したおすすめのファクタリング業者や、支払い.comの利用をぜひ検討してみてください。
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