「CMとかでよく見るけど実際ドラム式洗濯機ってどうなんだろう?」
「ドラム式洗濯機人気みたいだけどデメリットとかはないの?すぐ壊れないの?」
ドラム式洗濯機を検討している皆さん、こんな不安や疑問を感じていませんか?
ドラム式だと壊れやすいであったり、服が傷みやすいなどのマイナスイメージもあるので購入するとなると不安になるかと思います。
そこで今回はドラム式洗濯機のデメリット・メリット、さらにデメリットをできる限り抑えたおすすめの商品をご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
ドラム式洗濯機のデメリット
まず最初にドラム式洗濯機のデメリットをご説明していきます。
製品の値段が高い
1つ目のデメリットは「平均的な値段が高い」ということです。
その理由はほぼ全ての製品で乾燥機能が充実しているからです。
縦型洗濯機の場合、一人暮らし用などの低価格のものは20,000円から30,000円ほどで購入することができますが、ドラム式洗濯機の醍醐味である乾燥機能のついた製品の場合100,000円以上する製品がほとんどです。
さらに大容量で高機能な製品なると、縦型洗濯機だと100,000円前後、ドラム式だと200,000円から300,000円ほどになります。
洗濯ものを途中投入できない
2つ目のデメリットは「洗濯物を途中投入できない」という点です。
普段から洗濯をする方ならわかるかと思いますが、洗濯を始めて数分後に「あっ!このタオル入れ忘れた!」となった経験はございませんか?
縦型洗濯機なら基本的に、途中で一時停止して洗濯物を入れることができます。
しかしドラム式洗濯機の場合、ドアが横向きのため途中で水が溢れてしまいます。
そのため基本的に洗濯途中でドアを開けることができません。
洗濯物を途中で付け足すことが多い方は要注意です。
衣類が傷みやすい
3つ目のデメリットは「衣類が傷みやすい」という点です。
これはドラム式洗濯機特有の洗い方に起因しています。
それは「たたき洗い」というものです。
たたき洗いとはドラムの回転を利用し、洗濯物を持ち上げたり落としたりすることで少ない水量で洗濯します。
つまりドラム式では必要な洗剤の量が縦型より少なくなっているということです。
そのため、以前まで縦型洗濯機を利用していた方の感覚で洗剤を入れてしまうと、適正量より過剰な量になってしまい、それにより衣類が傷んでしまいます。
しかしこのデメリットは、裏返せば水量や洗剤の節約というメリットにもなります。
ドラム式洗濯機のメリット
デメリットを3点確認したところで、次にメリットを見ていきましょう。
乾燥までできる
まず1つ目のメリットは「優れた乾燥機能」です。
なぜこれがドラム式ならではのメリットになるかと言うと、縦型よりドラム式の方が構造上、乾燥に適しているからです。
どういうことかと言うと、まず縦型の場合は遠心力と温風によって乾燥を行いますが、洗濯物が一定量あると洗濯槽の内面に洗濯物が折り重なって張り付くため、乾きづらくなります。
それに対し、ドラム型の場合も遠心力を利用しますが、横向きに回転しているため最高地点に達した洗濯物は重力によって自然と下に落ちます。
そのため洗濯物1つ1つがばらばらになるため、効率的に乾燥を行うことができます。
ドラム式の中でも、特に優れた乾燥方式は「ヒートポンプ乾燥」でこれはドラム式のみに搭載されています。
この方式では温風を吹きかけがなら、水気を含んだ空気を排出し続けることで乾燥させる仕組みです。
この方式は、縦型の乾燥機能にありがちなヒーターを使い洗濯機内を高温にする方法と違い、洗濯機内を60℃以内に抑えたまま乾燥させるため、衣類が傷みにくい、電気代が節約できるというメリットがあります。
以下のサイトで洗濯機能について詳細に説明されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
ベランダで干す必要がない
2つ目のメリットは「ベランダで干す必要がない」という点です。
このメリットは、先ほど紹介した乾燥機能があるというメリットに繋がります。
優れた乾燥機能によってドラム式洗濯機があれば、基本的に外干しする必要がありません。
そのため天候や時間を気にせずいつでも洗濯をすることができます。
またベランダで干すと花粉や汚れが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ドラム式洗濯機があればそんな不安から解放されます。
さらにはプライバシーが保護されるという観点でも効果的です。
近年一人暮らし女性を狙った犯罪が多発しているため、ドラム式洗濯機を使うことで少しでもそのリスクを軽減させましょう。
毛布や布団も洗濯&乾燥できる
3つ目のメリットは「毛布や布団も洗濯&乾燥できる」という点にあります。
毛布や布団の洗濯は、縦型でもできますが、乾燥となるとコインランドリーやクリーニング屋さんに行かなければいけませんよね。
しかし大型のドラム式洗濯機であれば、全てが自宅で完結します。
外に持ち出す手間が億劫で、中々洗えない毛布や布団ですが、ドラム式洗濯機があれば常に清潔に保つことができます。
大手家電メーカーのおすすめドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機のメリット・デメリットがわかったところで、実際におすすめのドラム式洗濯機をご紹介していきます。
まずは「パナソニック」「シャープ」「東芝」の大手家電メーカー3社から紹介します。
パナソニック
(出典:楽天)
最初にご紹介するドラム式洗濯機はPanasonicから販売されている「NA-VX800BL-W」です。
こちらの商品はヨドバシカメラの通販サイトや、価格.com等でランキング1位を獲得している人気商品です。
お値段は、259,050円となっています。
ハイグレードモデルなだけあって、高めな値段設定となっています。
それではこの商品の目玉機能「2度洗いモード」「温水泡洗浄W」「約40℃毛布コース」の3機能をご紹介します。
1つ目の「2度洗いモード」とは、1回目の予洗いで軽く汚れを流れ落とした後に、綺麗な洗浄液で本洗いを行うことで汚れ移りを防ぐ機能です。
この機能は洗剤自動投入機能があることによって、2回目の洗浄で洗剤を手動で付け足す必要がなくなっています。
2つ目の「温水洗浄W」とは、洗剤液を温めて約40℃のお湯で洗濯を行う機能です。
お湯で洗うメリットは、38℃で皮脂汚れが溶けだし、40℃で洗剤の酵素が最も活発に働くため洗浄力が強化されることにあります。
具体的には黄ばみ予防や、生乾きの臭い対策や除菌などの効果があります。
3つ目の「約40℃毛布コース」は先ほど紹介した温水洗浄を毛布に対応させたものとなっています。
(出典:Panasonic公式サイト)
効果としては、上記のグラフのように洗濯後の臭いに大きな差が生まれます。
詳細なスペックは以下の通りです。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 目安時間(標準乾燥モード) |
259,050円 | 11kg | 6kg | 約 639×1058×722mm | 約98分 |
購入はこちらから!
シャープ
(出典:楽天)
次にご紹介するドラム式洗濯機はシャープの「ES-S7F-WL」です。
こちらは「ビックカメラ.com」の人気売れ筋ランキングで1位を獲得している人気商品です。
お値段は139,800円となっています。
洗剤自動投入機能や、温水洗浄機能はなくドラム式洗濯機の中ではシンプルな機能のみに抑えた商品となっているためこの価格となっています。
目玉機能としては「プラズマクラスター除菌乾燥」があります。
シャープと言えば空気清浄機のプラズマクラスターが有名ですよね。
プラズマクラスターとは、イオンを使って洗浄力を高める技術のことを指します。
具体的な効果としては、臭いの分解・消臭、静電気の抑制、カビの除菌などがあります。
今回ご紹介する「ES-S7F-WL」にはプラズマクラスター技術が搭載されており同様の効果を洗濯物に対しても得られることができます。
詳細なスペックは以下の通りです。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 目安時間(標準乾燥モード) |
139,800円 | 7kg | 3.5kg | 640×1039×600mm | 約170分 |
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東芝
(出典:楽天)
次にご紹介するドラム式洗濯機は東芝の「TW-127XP1L」です。
こちらの商品は「ヨドバシドットコム」にてドラム式洗濯機ランキング6位を獲得している人気商品です。
このランキングでは1~5位までがPanasonicの製品で独占されているためPanasonic以外では1番人気の商品と言えます。
お値段は357,158円とかなり高めの価格となっています。
高価格である所以は、高機能&大容量モデルだからです。
まず容量としては、洗濯容量が12㎏、乾燥容量が7㎏です。
これは今まで紹介した2商品と比べても最大容量となっています。
目玉機能としては「スピード速乾機能」と「スマートフォン連携機能」があります。
まずスピード速乾機能としては、ヒートポンプ除湿乾燥という方式を採用しており、大量の風と温風でしわを伸ばしながらスピーディーに乾かします。
先ほどのシャープのモデルでは180分だった洗濯乾燥の時間ですが、この商品では6㎏の場合90分で完了します。
2つ目の目玉機能「スマートフォン連携機能」では、外出先でも選択コースや終了時刻を設定することができ、家に帰る頃には洗濯がちょうど終了しているということができます。
また家の中でも、洗濯状況をスマホですぐに確認することができます。
また洗濯方法を後からアップデートすることができるため、常に最新機種の状態にすることができます。
詳細なスペックは以下の通りです。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 目安時間(標準乾燥モード) |
357,158円 | 12kg | 7kg | 645×1060×720mm | 約97分 |
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利用者ごとのおすすめドラム式洗濯機
次に一人暮らし女性、コスパを求める方、家が少し狭い方の3者におすすめのドラム式洗濯機をご紹介します。
洗濯機の設置スペースが小さい方におすすめ:コンパクト
まずは洗濯機の設置スペースが小さく、コンパクトなドラム式洗濯機をお探しの方におすすめの商品をご紹介します。
(出典:楽天)
それがアイリスオーヤマの「HD71-W/S」です。
実際、コンパクトなドラム式洗濯機は横幅が60㎝未満が一般的な基準とされており、この洗濯機は59.5㎝のためこの条件をクリアしています。
乾燥機能は含まれていませんが、温水洗浄の機能などもあり、外干し時間を短縮することができます。
詳細なスペックは以下の通りです。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 目安時間(標準洗濯モード) |
69,800円 | 7.5kg | – | 595×860×672mm | 約50分 |
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一人暮らし女性におすすめ:おしゃれ
次は一人暮らし女性におすすめなおしゃれドラム式洗濯機をご紹介します。
(出典:Panasonic公式サイト)
こちらはおしゃれなデザインで有名なPanasonicの「NA-VG750L/R」です。
「Cuble」という洗練されたキュービック型のおしゃれなデザインに特化した女性に人気なシリーズです。
また、幅、奥行きともに60㎝のコンパクトなサイズでもあるため一人暮らし女性に最適です。
さらには音を抑える設定も可能でご近所トラブルのリスクも軽減させることができます。
詳細なスペックは以下の通りです。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 標準洗濯乾燥目安時間 |
218,000円 | 7kg | 3.5kg | 600×1050×600mm | 約200分 |
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コスパを求める方におすすめ:中古
(出典:楽天)
最後にご紹介する商品はコスパをとにかく求める方におすすめな中古のドラム式洗濯機です。
2016年に発売されたものではあるものの、洗濯容量11㎏、乾燥容量7㎏の大容量モデルをなんと72,380円で手に入れることができます。
この容量の最新モデルだと20万以上するため非常にコスパに優れています。
また中古の洗濯機となると「本当に綺麗なの?」とか「すぐ壊れないの?」とか不安になる方もいるかと思いますが、この商品は中古家電を専門として取り扱うプロがクリーニングと販売を手がけているため、基本的に安心してもらって大丈夫です。
確かに新品の物よりは当然壊れる時期は早くなるかと思いますが、このコスパの良さを考えたら仕方ないとも言えます。
値段 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体寸法(幅×高さ×奥行) | 標準洗濯乾燥目安時間 |
72,380円 | 11kg | 7kg | 645×1060×750mm | 約198分 |
購入はこちらから!
まとめ
今回はドラム式洗濯機のメリット・デメリットに関して縦型洗濯機と比較しつつご説明してきました。
最新のドラム式洗濯機だと、洗濯から乾燥まで90分程で完了させられるなんて驚きですよね。
この記事を読んでドラム式洗濯機に興味が湧いた方は、後半部分でご紹介したおすすめ商品からぜひ購入してみてください!