乾燥機能を兼ね揃えたドラム式洗濯機は、ボタンひとつで乾燥まで仕上げる優れものです。高価ですが「洗濯物を干す手間が省ける」など主婦には魅力的な家電ですよね。
スタイリッシュな見た目もヒットし、従来主流だった縦型洗濯機からドラム式洗濯機へ買い替える人が増えてきました。
ちなみに、筆者も思い切ってドラム式洗濯機を購入した一人です。
しかし、結論からいうと、私は「ドラム式洗濯機は二度と買わない」と思っています。
理由は、使い始めて3年で故障し、高額な修理費を請求されたからです。
他にも
- 汚れが落ちない
- メンテナンスが必要
など、面倒なことが多くありました。
そこで今回は、私がドラム式洗濯機を二度と買わない3つの理由について解説していきます。
「ドラム式洗濯機を買うか迷っているけど実際どうなの?」
「ドラム式と縦型洗濯機、どちらを買うか迷っている」
このような方は、ぜひこの記事を一読し購入の参考にしてください。
ドラム式洗濯機二度と買わない理由
私がドラム式洗濯機に期待したことは、以下の3つです。
- 家事の手間が省ける
- 叩き洗いで汚れが落ちやすい
- 雨の日でも気にせず洗濯できる
購入理由には「見た目がおしゃれで流行っているから」も含まれており、若干ミーハーな買い物でした。
とはいえ、ボタンひとつで乾燥までこなすなんて忙しい主婦には助かる家電です。
それなのに、その期待は裏切られ、購入してわずか3年で縦型洗濯機へ逆戻り。なぜ「私がドラム式洗濯機を2度と買わないと思ったか」について理由を解説します。
洗浄力が弱い
日常的な汚れは、土や砂などが繊維に入る「泥汚れ」、汗など水に溶けやすい「水溶性の汚れ」、皮脂などの「油汚れ」の3つです。
子供がいる家庭では、「泥汚れ」が圧倒的に多いと思います。泥汚れが落ちやすいのは、縦型洗濯機です。
ドラム式洗濯機は、ドラムを回転させ衣類を上から下に落とす「たたき洗い」とドラムを急反転させる「もみ洗い」を組み合わせて汚れを落とします。
一見洗浄力が強いように見えますが、たたき洗いは泥汚れに弱いです。
一方、縦型洗濯機は、洗濯機の底にある回転羽根(パルセータ)の回転によるかくはん水流のもみ洗いが基本です。衣類同士をこすり合わせることで汚れが落ちますので、泥汚れに強く油汚れに弱いことがわかっています。
どちらも洗浄力は同等と言われていますが、汚れの性質によっては落ちない汚れがあるのです。
購入前に「ドラム式は、泥汚れに弱い」と知っていれば選んでなかったかもしれません。
我が家では手でもみ洗いしてから洗濯機へ入れるという一手間が加わってしまいました。これでは、手間を省くためにドラム式を購入した意味がなくなります。
メンテナンスが必要
ある日、いつも通りドラム式洗濯機を使っていたら、床が水浸しなりました。原因は、ほこりが排水ホースや洗濯機内に詰まってしまったことです。それからスイッチを押しても無反応で洗濯どころではありません。
仕方なく、近くのコインランドリーを使うことになりました。
乾燥機能を搭載したドラム式はほこりが溜まりやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
マメに掃除しないと故障の原因になります。私の場合、結局25000円ほど支払って分解清掃をしてもらいました。
このこともドラム式洗濯機を二度と買わないと思った理由の1つです。
本体・修理費用が高額
ドラム式洗濯機は、本体価格が高いのもネックです。
縦型洗濯機が3万円台〜に対し、ドラム式洗濯機の本体価格は、10万円〜と気軽に買い替えられるようなお値段ではありません。
さらに、修理費用も縦型洗濯機より高額です。前述した通り、ほこりが詰まっただけで25000円かかりました。
その後、モーターが故障して脱水機能が正常に動作しなくなった時の修理費用は7万8千円。
さすがに、8万円近くも出すなら新品を購入できますから、修理を選ばず縦型洗濯機に買い替えました。
ドラム式洗濯機は本体価格が高い上、修理費用も高くメンテナンスなどで維持費がかかります。
しかも、修理業者に聞いた話では、故障が多く修理依頼のほとんどがドラム式だと言います。これが、ドラム式洗濯機を二度と買わないと思った一番の理由です。
ドラム式洗濯機と比較!縦型洗濯機とどっちが人気?
ここまでドラム式洗濯機を二度と買わない理由を述べてきましたが、縦型洗濯機はどうなのでしょうか?
縦型洗濯機を選んだ理由をドラム式と比較していきます。
洗浄力が高い
前述したように、縦型洗濯機は、かくはん水流のもみ洗いが基本です。衣類と衣類をこすり合わせながら汚れを落とします。
繊維の間に挟まった泥や砂を落としやすいため、泥汚れに強い洗濯機です。小さな子供がいる我が家では、泥汚れは毎日のこと。
泥汚れに強い洗浄力を持つ縦型洗濯機はとても重宝します。
安い
縦型洗濯機は安いものだと3万円台から購入できます。
本体価格も安く、メンテナンスも簡単、修理するほどの故障も少ないため維持費もかかりません。洗濯機の寿命は6〜7年と言われていますが、実際は10年修理なく使っているご家庭も少なくありません。
性能が安定し、安価で実用的な洗濯機です。
初期費用 | 寿命 | クリーニング費用 | 修理費用 | |
ドラム式洗濯機 | 10万円代〜 | 6〜10年 | 約19000円〜 | 37000円〜(電源関係) |
縦型洗濯機 | 3万円代〜 | 7〜10年 | 約13000円〜 | 19000円〜 (電源関係) |
おすすめの縦型洗濯機。日立など
洗浄力の高さなら、ドラム式洗濯機より縦型洗濯機が優れています。故障の心配も少なく使い勝手のいい、おすすめの縦型洗濯機を紹介します。
日立(HITACHI)全自動洗濯機BW-V100E N
日立(HITACHI)全自動洗濯機BW-V100E Nは、洗浄力に優れた機種です。
大流量のナイアガラシャワーで洗うため、落ちにくい油や泥汚れも予洗いの必要がありません。高濃度洗剤液を衣類に浸透させ、低水位で洗うことで、節水しながら頑固なえり、袖の汚れ、汗ジミもしっかり落とします。
【日立(HITACHI)全自動洗濯機BW-V100E Nの特徴】
- ・汗ジミ・黄ばみをしっかり落とすナイアガラ洗浄
- ・洗剤の種類に合わせて洗いやすすぎ方を自動で選択
- ・自動お掃除機能で除菌、黒カビを抑える
- ・一人分の軽い汚れなら10分で洗える
- ・ほぐし脱水で衣類のからみが少ない
- ・本体幅57㎝とコンパクト
- ・お手入れ簡単
- ・洗浄力が強く汚れがよく落ちる
また、洗剤が残らないよう、すすぎも徹底的。大流量のシャワーと高速回転で衣類の間の洗剤までしっかり洗います。
日立(HITACHI)全自動洗濯機BW-V100E Nの詳細はこちら
シャープ(SHARP) 縦型洗濯機ESGV8ES
シャープ(SHARP) 縦型洗濯機ESGV8ESは、洗濯槽に穴がない「穴なし槽」タイプ。穴がないことで、黒カビを防ぎ清潔、お手入れも簡単です。
【シャープ(SHARP) 縦型洗濯機ESGV8ESの特徴】
- 穴なし槽でカビを防ぐ
- 巻き上げ水流でガンコな汚れも落とす
- ペット用衣類洗いに対応
- ほぐし運転で洗濯物の絡みをほぐす
- 消費電力を抑える設計
- 低騒音
- 節水効果あり
洗濯槽の穴がないので、水流が竜巻状に巻き上がり洗浄力アップ。衣類のこすり洗いを施し、黒ずみや黄ばみまでしっかり落とします。
ペットの毛を浮かせて糸くずフィルターでキャッチするよう開発されていますので、ペットのいるご家庭にオススメの機種です。
シャープ(SHARP) 縦型洗濯機ESGV8Eの詳細はこちら
最高?おすすめのドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機の購入を検討中の方へおすすめの機種をご紹介します。
シャープドラム式洗濯機ESW113SL
シャープドラム式洗濯機ESW113SLは、スタイリッシュな見た目と充実した機能性が人気です。
ドラム式洗濯機は乾燥のたびに、ほこりをとる必要がありますが、こちらの機種は乾燥フィルターと乾燥ダクトの自動お掃除機能が搭載されています。
フィルターのほこりを自動でお掃除してくれる優れもの。
【シャープドラム式洗濯機ESW113SLの特徴】
- 柔軟、洗剤自動投入
- 乾燥機能(ヒートポンプセンサー&サポートヒーターのハイブリッド乾燥)
- 乾燥フィルター&ダクトの自動お掃除機能
- 時短モードがあり10分で洗い終了
- 動作音が静か
- 節水機能搭載
水道水を毎秒100万個以上の水滴にして噴射するので、繊維の奥の汚れまで取り除けます。
日立(HITACHI)ドラム式洗濯機BD-SG100EL W
故障が多いと言われるドラム式洗濯機の中でも、比較的性能が安定している日立のドラム式選択きBD-SG100EL W。
風アイロン搭載で、乾燥後の衣類のシワを伸ばします。
【日立(HITACHI)ドラム式洗濯機BD-SG100EL W】
- 洗剤、柔軟剤自動投入
- 洗濯物の種類や量に合わせて洗い方、運転時間を自動で判断
- スマホと連携し洗濯をサポート
- 乾燥ダクトクリーンシステム搭載でお掃除楽々
- 排水ホースの内面がフラットなので汚れが溜まりにくい
- 音が静かなので深夜や早朝でも気にならない
機能も充実し、お値段も15万円台で買えますしドラム式の中でもお買い得です。
日立(HITACHI)ドラム式洗濯機BD-SG100EL W
まとめ
ドラム式洗濯機は、見た目もおしゃれで最新機能を搭載した高級家電です。乾燥機能は忙しい主婦にとって、家事の時短につながります。
私はドラム式洗濯機を購入し痛い目にあいましたが、家族構成によってはドラム式洗濯機が向いているご家庭も多いでしょう。
購入を迷っている方は、この記事で解説したドラム式洗濯機と縦型洗濯機と性能を比較し、慎重に検討してみてください。
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