大学3年で就活何もしていない。手遅れ?いつから始めるべき?25、26卒向け。知恵袋など

大学3年で就活何もしていない。手遅れ?いつから始めるべき?25、26卒向け。知恵袋など

「選考は4年生になってから始まるのに、どうして準備を急がないといけないの?」

そう思っていませんか?

しかし、周りからは「3年生になっても就活していないのはやばい」と言われるので、とにかく始めないといけないと焦っている人もいるでしょう。

そこでここでは、3年生で就活をしていないのはなぜやばいのか、そして3年生がこれから就活を始める場合、まずやるべきことは何かについてお話しします。

大学3年で就活何もしてないとやばい理由 。手遅れ?知恵袋など

そもそも、大学3年生で就活を何もしていないのはやばい、と言われるのはなぜなのでしょうか。

その理由は、主に次の3つです。

早いタイミングで内定を出す企業が多いから

ほとんどの企業が、夏から秋の時期に大学3年生をインターンとして受け入れています。

インターンは、企業の人と直接関わることの出来るタイミングです。

選考ではなくても、企業の人に直接アピール出来たという経験はその後の選考に大きく影響を与えます。

企業がインターンを実施する意図には、「優秀な人材を確保したい」というものがあります。

仕事が出来るかどうか以上に、企業は、入社してから周りと上手くやっていけるかどうかもインターン期間の中で見ています。

実際に周りと上手くやっていけるかどうか、ということをアピールする場は面接では作るのは難しいですが、インターンであればそれが可能です。

周りとのコミュニケーションが上手くいっているということが企業の人に直接アピールできれば、「一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性も高まるのです。

企業側としても、良い人材がいれば、インターンの時点からアプローチをして早いうちから囲い込もうとするのが一般的でしょう。

今は、インターンも大事な選考の場になっているので、インターンに参加出来なかったということになると、周りよりかなり遅れをとってしまうということになります。

3年生の早いうちから就活を始め、インターンに参加することはとても重要なのです。

事前準備には時間がかかるから

就活は、事前準備がとても重要です。

しかもその事前準備の量は膨大なので、多くの時間が必要になります。

事前準備で何より重要なのは、自己・業界・企業分析です。

自分自身で考え、調べて作り上げていくことも大切ですが、それに具体性も加えていかなければなりません。

言葉にすると簡単に聞こえますが、自分が何を仕事にしたいのかということを見極めるためにやるべきことなので、徹底的に行う必要があります。

一般的には、次のような流れで事前準備は行います。

<3年生 6月頃~:サマーインターンシップ>

・自己分析、業界分析を行う

・インターンシップを通して分析を深めていく

<3年生 9月頃~:秋インターンシップ>

・業界分析、企業分析を行う

・受ける企業を絞ってインターンシップをアピールの場にする

<3年生 10月頃~:ウインターインターンシップ、筆記試験対策>

・早ければ3月から始まる筆記試験などに向けての試験対策

これを見ると、自己・業界・企業分析だけでも、インターンをやりながらですが、5~6ヶ月程かかることが分かります。

自分で考え、調べるだけではなく、活きた情報を集めることも大切であり、その為に重要なのが、インターンやOBOG訪問になります。

インターンやOBOG訪問を通じて、実際に働く人や働く環境に触れることで、調べただけでは分からない活きた情報を得ることができます。

業務内容はインターネットで調べれば分かる場合がほとんどですが、企業ごとに何を目標として、どのようなことを考えながら仕事をしているかということは直接聞かないと分かりません。

また、自分では気付かなかった強みや弱点を、業務の中で知ることが出来たり、あるいは指摘を受けることによって、更に自己分析を深めるきっかけにもなります。

このように、就活の準備としてやらなければならないことはたくさんあります。

これらを選考開始の時期までに終えるためには、やはり早めに行動する必要があるでしょう。

精神的にきつくなる

就活スケジュールの早期化により、早ければ、選考開始の6月頃には早々と内定をもらう人が出てきます。

そこまで早くないとしても、夏が終わる頃までにはほとんどの人が内定をもらっているという状況になるはずです。

周りの人が次々と内定をもらっているのに、自分だけがなかなかもらえない…。

そのような状況は、誰でも辛くなるものです。

また夏をすぎる頃には、ほとんどの人が卒論や卒業するために必要な単位の取得に時間を使うようになります。

しかし、就活に出遅れたことによってなかなか内定をもらえず、就活で時間に追われていると、今度は学業に回す時間がなくなってしまうという悪循環が生まれます。

就活も上手くいかない、学業も進まない、そのような負のループに入ってしまうと、辛い思いをするのは当然のことでしょう。

そうならない為にも、早めに準備に取り組むことは重要なのです。

就活何もしていない大学3年生がやるべきこと 。25卒、26卒

それでは、大学3年生なのにまだ就活何もしていないという人は、これからどうすれば良いのでしょうか。

優先的にやってみると良いことは、次の3つです。

自己分析

就活で最も重要なのが、「自己分析」だと言われています。

自分を正確に知って理解することが、就活の全ての土台になるからです。

自分のこれまでの体験や、その体験から感じたことや考えたことを振り返ることで、自分が何が得意で苦手か、何に興味があるのかなどが見えてきます。

また、自分には話せるようなエピソードはないと悩む人も多いですが、自分のこれまでを振り返ってみると、意外と自分らしいエピソードもみつかります。

就活は、エントリーシートの提出から始まり、数回の面接が行われます。

すべての選考過程で共通しているのは、自己PRでしょう。

自己分析で気付いた自分の強みや自分らしさが伝わるエピソードを使って自己PRを組み立てることができれば、企業へのアピールポイントが明確になってきます。

だからこそ、自己分析は就活の全ての土台といえるのです。

さらには、自分の性格や、強み・弱みをエピソードと一緒に知っておくと、面接の際に問われる質問に答えやすくなります。

土台が定まっていることで、どのような質問でも軸をぶらさずに答えることができ、一貫性をアピールすることも出来ます。

また、やりたい仕事や行きたい企業が明確になっていなくても、自分自身の軸を定めることによってやりたいことがみえてくるようになります。

つまり、自己分析こそが就活の全ての土台になるといえます。

だからこそまずは、自己分析を最優先に取り組んで下さい。

企業分析

次に、企業分析です。

自己分析を通して、自分が興味を持った企業について徹底的に調べましょう。

自己分析と企業分析のそれぞれの内容を上手く組み合わせることが出来れば、説得力のある志望動機を作ることも出来ます。

また、企業分析をする際には、必ず同業他社との比較も行うようにして下さい。

これは、「なぜ当社で働きたいのですか」という質問にも活かせる事前準備です。

その業界で働きたい理由は、割と簡単に答えられる人が多くても、同業他社ではなくその企業をなぜ選んだのかという質問には上手く答えられない人も少なくありません。

だからこそ、答えられるように準備をしておくと、企業に熱意が伝わりやすくなります。

根拠のある熱意で、企業にアピールが出来るように準備をしましょう。

就活エージェントを使う

そして、何より効果的なのは就活エージェントを活用することです。

限られた時間の中で準備をしなければならない場合は、特に活用することをオススメします。

就活エージェントとは、無料であらゆる就活のサポートをしてくれるサービスです。

具体的には、企業の求人紹介や面接の日程調整、応募書類の添削や就活をする中での相談に乗ってくれるなど、とにかく幅広くサポートしてくれます。

就活エージェントは、多くの就活生をサポートしてきた経験を持っているので、就活のノウハウをたくさん持っています。

そのノウハウやそれ以外にも就活に関わる情報をもらい、さらにはやるべきことを明確にしてくれるので、効率的に就活を進めることが出来ます。

また、応募書類の書き方や面接での答えなどに対して、第三者目線での意見をもらうことも出来るというのも大きな利点の一つです。

ここでいくつか、オススメの就活エージェントをご紹介します。

 ・「量より質」の就活をしたい人にオススメ

 ・入社後のキャリアプランも考えて就活をすることが出来る

 ・中小企業やメガベンチャー企業に強い

 ・AI技術を使ったマッチング機能を活用

 ・入社の早期離職率が0.1%でミスマッチが少ない

 ・面談と適性検査の質の良さは評判が高い

一人では不安、自信がないという人は、是非、就活エージェントを利用してみてください。

まとめ

ここまでは、ずっと「3年生で就活を何もしていないのは危険ですよ」というお話をしてきましたが、遅すぎるということはありません。

先ほども言った通り、何より大切なのは「土台」をつくることです。

その土台を作るための方法が、自己分析・企業分析なのです。

また、何でも一人でやろうとする必要はないと思います。

何より、一人でやろうとすると、考え方が偏ってきてしまうので、むしろ積極的に第三者の意見を取り入れるべきです。

「第三者の手を借りながら土台作りをすること」

それが就活を始めるための第一歩です。

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