「コンテンツマーケティングって効果あるの?」
「同業者から失敗しやすいって聞いたけど…」
「費用がかかるんでしょ?」
コンテンツマーケティングにこのようなイメージを抱いている方は、ぜひこの記事をご一読ください。
コンテンツマーケティングはおっしゃる通り、「効果ができるまで時間が掛かる」「コンテンツ制作の手間や費用がかかる」などのデメリットがあります。
しかし近年、Googleの動向に大きな変化があり、従来のSEO対策では集客や利益を得ることが難しくなっています。大手SEO会社も例外ではなく大きな影響を受けています。
そんな中、価値あるコンテンツを積み上げるコンテンツマーケティングは、今のGoogle動きと相性が良くユーザー満足度も高いマーケティング手法です。
効果が出るまで時間はかかりますが、だからこそ早めに導入してその恩恵を受けるべきです。そこで、この記事ではコンテンツマーケティングにどのようなメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
コンテンツマーケティングを導入すべきか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティング7つのメリットを解説します。
問い合わせ増や顧客獲得につながる
コンテンツマーケティング最大のメリットは、問い合わせ件数や顧客獲得の増加が売り上げにつながることです。
コンテンツマーケティングを実践することで、今まで自社の製品を知らない非認知層にまでアプローチ。将来的に優良顧客になりそうなユーザーも狙えます。
市場が広がると、集客効果も倍増!
高品質なコンテンツを提供し続ければ、潜在顧客が見込み客へ、やがてファン化して、問い合わせ、購買行動につながります。
SNSと相性がいい
オウンドメディアの価値のある記事は、SNSとも相性がいいところもメリットです。SNSは拡散されやすく、バズる(一躍話題になる)と、驚くべきスピードで集客できます。また、ユーザーとコミュニケーションが取りやすくUGCが発生しやすい利点もあります。
UGCとは、ユーザー生成コンテンツと呼ばれ、InstagramやTwitter、フェイスブックや、ブログなどに投稿されたコンテンツです。口コミサイトの投稿や、商品レビューも含まれます。
ユーザーが投稿した写真やレビューはさらに拡散されやすく、共感を生み、ブームを巻き起すなど、宣伝効果は抜群です。
ブランディングになる
コンテンツマーケティングは検索上位に表示されることで、企業イメージの向上や認知度アップにも効果的です。
アメリカでは、Googleなどで上位表示されるサイトは、大手企業と認識されやすいという研究結果があります。
日本では大手を信頼する傾向が強いため、これだけでも大きなメリットがあります。
また、インフルエンサーや有名ブロガーに投稿されると、瞬く間に認知されブランディング効果は絶大です。
少ない予算からスタートできる
コンテンツマーケティングは、広告費のかかるWEBマーケティングやリスティングと違い、低予算からスタートできます。参入障壁が低いため、比較的どのような規模の会社でも導入しやすいです。
自社でオウンドメディアを制作する場合のコストは、ドメイン・サーバー代くらいでしょう。必要に応じてデザインや開発費用がかかりますが、それもWEBやCM広告費に比べたらかなり安く済みます。
SNSを使ったコンテンツマーケティングであれば、TwitterやInstagramなど無料のプラットフォームを使えます。コンテンツを内製化する場合、ライターを雇ったり社員に手間や時間がかかりますが、それも広告の比ではありません。
広告は、同じ金額を毎月投入する必要があるため継続には大きなリスクを伴いますし、何より小さな会社では予算がさけず、長期間の広告継続は難しいでしょう。
コンテンツマーケティングの場合、初期段階でかかった費用も、効果が出始めれば減少していきます。導入費用を安く抑えられるため、費用対効果がかなり高いマーケティング手法です。
宣伝広告費を抑えられる
コンテンツマーケティングのメリットは広告宣伝費を抑えられることです。
すでにコンテンツマーケティングで成功している企業の中には、広告費を一切かけずオウンドメディアだけで集客しているケースも少なくありません。
また、内製化に成功し、外注費を0にしている企業もあります。
資本力がなくても「アイデア」や「知識・経験」で勝負できるのがコンテンツマーケティングです。
コンテンツが蓄積され資産になる
オウンドメディアやWEBサイトで一度発信したコンテンツは、資産として蓄積されます。コンテンツが増えれば増えるほど間口が増えて、費用対効果が改善されます。
外注に依頼したとしても、ある程度ボリュームが出れば費用を削減して運用可能です。
ロングテールで長くユーザーに愛されるコンテンツは、情報価値が失われない限り働き続け大きな利益をもたらします。
ただし、Googleアップデートで評価基準が変わり、突然資産価値が激減することもあります。
顧客と信頼関係を築ける
価値のある記事を提供し続けると、メディアの信頼度が上がり専門家として認識されます。信頼や愛着を得るには、ユーザーが興味や関心のある情報を正しく継続的に発信することが大切です。「こんなに価値のある情報を無料で提供してくれるなんていい会社だ」「あのサイトに行けば間違いなく今の悩みが解決するはず」など、顧客からの信頼が厚くなります。
ファン化したユーザーは見込み客となり、やがて商品やサービスを利用する顧客になります。コンテンツを通して、顧客との関係を維持することで、信頼度は増し、顧客ロイヤリティも高まっていくのです。
顧客から絶大な支持を得ているため、価格競争や他社製品との比較検討されにくく、継続的に利用や購入してもらいやすい利点があります。
コンテンツマーケティングをした方がいい企業の特徴
次に、コンテンツマーケティングと相性のいい企業の特徴をご紹介します。
中長期的に売り上げを伸ばしたい
コンテンツマーケティングは、中長期的に売り上げを伸ばしたい企業におすすめです。
近年、WEB広告は年々高くなっていますので、継続して広告費を捻出できない企業も多いです。そんなケースでは、低予算、低リスクでスタートできるコンテンツマーケティングが向いています。
広告は短絡的な戦略で、コンテンツが蓄積されないフロー型コンテンツです。一方、コンテンツマーケティングは、制作する記事がそのまま資産となるストック型コンテンツ。
長期的な効果を見込めるため、費用対効果もいいマーケティングです。できるだけ広告費をかけず、効果的な集客と顧客獲得をしたい企業に向いています。
中小企業やニッチな業界
中小企業やニッチな業界では、大手との価格競争に負けないような製品やサービスを展開する企業も多いですよね。
「うちの会社の商品なんてマイナーだから誰も興味ないよ」と言われる方もいらっしゃいますが、ニッチな企業こそ、コンテンツマーケティングと相性がいいです。大々的にアピールしていない商品やサービスの方が、消費者にとって新鮮で興味を引きます。
コンテンツマーケティングで、自社商品に関連するコンテンツを積み上げれば、認知度も上がりSNSで拡散される可能性も高いでしょう。
また、中小企業やニッチな業界は、ネット上でも情報が少ないためGoogleで上位表示しやすいのもメリットです。
BtoB商材を扱う企業
コンテンツマーケティングはBtoC商材に適していると思われがちですが、BtoB商材ととても相性がいいマーケティングです。
すでにアメリカのBtoB企業の9割は、コンテンツマーケティングを導入しているといいます。
新規でサービスや商品を購入する際、事前にネットを使って製品情報やサービス内容、お得な買い方から口コミ評判、費用相場などを調べる方がほとんどです。
法人相手のBtoBビジネスでも、事前に下調べしてから営業に見積もりや説明依頼を求めます。このとき、オウンドメディアやWEBサイトの情報が充実していれば、それが信頼となり、契約を後押しします。
まとめ
この記事では、コンテンツマーケティング8つのメリットをご紹介しました。
最大のメリットは低予算、低リスクでスタートできるところです。また、SNSの拡散やメディアが資産になるなど、大きなメリットがあります。
参入障壁が低く、スタートしやすいのですが、多くの企業&個人が挑戦し、中には失敗してしまった方も少なくありません。コンテンツの作成や運営は、戦略的に進めていかなければ成功は難しいでしょう。
その場合は、コンテンツマーケティングを得意とする企業に外注し、社員は通常業務に集中する方が効率的です。スモールスタートから始められるコンテンツマーケティング代行会社もいますので、利用を検討してみてはいかがでしょうか?
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