「家造りをしていると、オール電化にして太陽光発電をつけるか迷う…」
「電気代が高騰しているから、蓄電池を買おうかな」と考えていませんか。
費用が高くても何年後かに元が取れるなら、太陽光発電と蓄電池を導入しようかと悩みますよね。
本記事では「蓄電池はやめたほうがいい」と言われる理由を、口コミから調査して解説します。
太陽光発電とのセットやポータブルタイプのおすすめメーカーも紹介するので、後悔しない蓄電池を選びたい人はぜひ参考にしてみてください。
ポータブル蓄電池・太陽光はやめたほうがいい?「後悔」「やめとけ」と言われる理由
蓄電池は節電効果を得られますが、初期費用を回収できず「やめたほうがいい」「後悔した」と言う人もいます。
太陽光を付けて12年、蓄電池を付けて2年です。
どちらも後付けです。
結論から言うとメリットはないと思います。
元は取れません。
引用元:Yahoo!知恵袋
蓄電池、太陽光を販売している業者です。(中略)
「もしもの災害に備え、月々に多少なりとも節約できればいい」
そういう考えの方以外は蓄電池はやっては駄目。(後略)
引用元:Yahoo!知恵袋
蓄電池には、自宅の庭に設置する家庭用とキャンプなどに持って行けるポータブルタイプがあります。
家庭用蓄電池の場合、本体価格と工事費がかかり、本体価格のみでも約100万〜300万円する設備です。
家庭用蓄電池を太陽光発電と併用しないときは、夜間料金が安い電気プランに切り替えて充電します。
夜間に充電した電気を日中に使用して節電するので、昼間に在宅していない家庭は、電気代が安くならないかもしれません。
また、電気代が元から安い人は、初期費用を回収できるほどの節電効果を感じられない可能性もあるので、蓄電池をつけずに太陽光発電のみを利用する方法もあります。
家に蓄電池なしの太陽光発電つけたんやけど1ヶ月の電気代8000円で売電が18000円やった。オール電化でエアコンつけっぱなしなんやけどいい感じかな?(後略)
引用元:X(旧Twitter)
ただ、太陽光発電は蓄電池がないと貯められません。
発電した電気を夜間に利用したい人は、太陽光発電のみを使うメリットは少ないでしょう。
蓄電池をつけてよかった!元が取れないは嘘?つけてみたブログ
一方、蓄電池は「元が取れそう」だと満足している人や、停電に使えて「つけてよかった」と感じている人もいます。
この調子でいけば屋根のソーラー、カーポートソーラー、蓄電池分すぐに元取れそう
引用元:X(旧Twitter)
(前略)蓄電池のおかげで冷蔵庫はなんとか大丈夫やったけどない家は…多分溶けてるな😭
引用元:X(旧Twitter)
失敗しないように、家庭用蓄電池を購入する前に以下のポイントを押さえましょう。
- 太陽光発電と併用する
- 適量の蓄電池を選ぶ
- 補助金制度を利用する
蓄電池は、太陽光発電とセット購入すると割引される場合があるため、単品価格と比較して選ぶのがベターです。
また、蓄電池は容量が大きくなるにつれ価格が上がります。設置する太陽光パネルの枚数から発電量を算出し、自家消費量を引いた余剰電力から蓄電池の容量を決めましょう。
例えば、1日あたりの太陽光発電量が10kWh、自家消費量が4kWhの場合は、残りの6kWhを貯められる蓄電池が適量です。10kWhの蓄電池を購入しても、容量を余らせてしまいます。
購入時は、国や自治体の補助金制度を利用できないかどうかも確認してみてください。このほか、家庭用に比べて低価格のポータブルタイプを購入する方法もあります。
お日様の力でご飯炊いてます。
ソーラーと蓄電池、
今日は天気いいので⚡充電中
この頃はガスやめてお日様の力で毎日ご飯炊きます、持ち運び大変ですが電気代はかかりません😄。
引用元:X(旧Twitter)
Twiiterやブログなどでもポータブル蓄電池にしてみてよかったとのエピソードが多く見られました。
初期費用を抑えたい人は、ポータブルタイプの蓄電池の購入も考えてみましょう。
太陽光蓄電池のおすすめメーカー3選
太陽光発電とのセット購入におすすめな蓄電池メーカーを紹介します。
- PECRON(ペクロン)
- BLUETTI(ブルーティ)
- EcoFlow(エコフロー)
①PECRON(ペクロン)
PECRON(ペクロン)は、ポータブルタイプの蓄電池を扱うメーカーです。ソーラーパネルとセット購入なら、10万円以下の製品もあります。
家電を動かすには、消費電力以上の定格出力が必要です。PECRONの蓄電池は、定格出力1,200Wから2,000Wのため、幅広い家電に使用できます。
容量は600Whから3,000Whあり、一番小さい600Whの「E600LFP」の重さは約9kgです。
PECRONの蓄電池には10個以上のポートが備わっており、AC・DC以外にもUSB-AやUSB-Cが2個以上ついています。デバイスが多い人も、まとめて充電できるのが魅力です。
また、コンセントからの満充電は約1.5時間の製品もあります。大容量の「E3000」でも満充電まで5〜6時間なので、夜間の充電にも便利です。
②BLUETTI(ブルーティ)
BLUETTI(ブルーティ)は、キャンプ用から停電・災害に備えた大容量の蓄電池まで扱うメーカーです。
ポータブル蓄電池には、消防や防災の専門家に認められた防災製品等推奨品マークがついています。
容量5,100Whの「EP500」は約76kgありますが、キャスターつきなので自宅内や屋外移動の手間がかかりません。エアコンや冷蔵庫、電子レンジに使えて、保証期間は5年間です。
ほかにも、定格出力が2,000Wを超える製品や拡張バッテリーも販売されています。
急速充電に対応した「EB200P」なら、ソーラーパネルやACコンセントから満充電まで最短2.5時間です。
③EcoFlow(エコフロー)
EcoFlow(エコフロー)は、太陽光発電に対応した超高速充電の蓄電池を販売するメーカーです。
家庭用に使える容量3,600Whの「DELTA Pro」は、満充電まで3.1時間。バッテリーを追加購入すると最大21,600Whまで容量を増やせるので、家族の人数や用途にあわせて使えます。
重量が約45kgありますが、キャスターとハンドルがついていて移動に困りません。
また、EcoFlowの蓄電池は専用のアプリを使って操作できます。想定利用時間がわかるうえ出入力数を管理でき、利便性が高い製品です。
充電の動作音が30dBしかない蓄電池もあり、夜間でも静かに充電できます。
ポータブル蓄電池のおすすめメーカー2選
ポータブル蓄電池のおすすめメーカーを紹介します。
- LiTime(リタイム)
- ALLPOWERS(オールパワーズ)
①LiTime(リタイム)
LiTime(リタイム)は、ポータブル蓄電池やリチウムイオンバッテリーを扱うメーカーです。
ポータブル蓄電池は容量320Wh、約3.6kgの軽量な製品が販売されています。ACやUSB-A、USB-Cなどに出力できるポートが9個あり、見やすいLCDディスプレイがついた蓄電池です。
2023年9月時点、3万円以下の低価格で販売されています。また、リチウムイオンバッテリーは容量640Whから5,888Whまであり、蓄電池を自作したい人に最適です。
一番容量が大きい「12V460Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリー」は、公式サイトで紹介されているレビュー動画によると、25℃の冷房が21時間使用できた結果が出ています。夏場の停電にも備えられるのがメリットです。
価格を抑えたい人は、容量の小さいバッテリーを2つ接続する方法もあります。
②ALLPOWERS(オールパワーズ)
ALLPOWERS(オールパワーズ)は、コンパクトサイズのポータブル蓄電池が充実したメーカーです。
一番小さなポータブル蓄電池は容量154Wh、10,000円台から購入できます。300Wh以下の製品はほかに2種類あり、予算にあう製品を選べるでしょう。
大容量の蓄電池も販売しており、3,600Whの「R4000」は定格出力3,600W。タッチパネルやスマホアプリから操作でき、使い方が簡単です。
停電時は最短15秒で給電に切り替わり、エアコンや冷蔵庫に使えます。満充電まで最短1時間のうえ、保証期間が5年あるので、自宅にあると停電時にも安心です。
高性能な蓄電池の最安値相場を一括見積もりできる「タイナビ蓄電池」
タイナビ蓄電池は、最大5社まで一括見積もりできるサイトです。
ニチコンや京セラ、オムロンなどの家庭用蓄電池のメーカーを扱っており、ポータブルタイプには対応していません。
申込は最短60秒で完了し、蓄電池単品または太陽光パネルセットの見積もりを出してくれます。
見積もりは訪問・メール・電話を選べるので「業者が家に来たら、押し売りされるのではないか」と心配な人にも安心です。
家庭用蓄電池をつけるかポータブルタイプにするか迷っている人は、タイナビ蓄電池の見積もりを比較して決めてはいかかでしょうか。
まとめ
蓄電池には、家庭用やポータブルタイプがあり、種類や電気を使用する時間帯によっては「やめたほうがいい」と言われる製品です。
特に、家庭用蓄電池は本体や工事費といった初期費用がかかるため、補助金制度を申請できないかどうかを確認してみましょう。
また、家庭用蓄電池の導入には、最大5社を一括見積もりできるタイナビ蓄電池が便利です。
ポータブル蓄電池なら、10万円以下の商品も販売されています。
太陽光パネルとセット購入すると割引される製品もあり、節電の効果が期待できます。発電量に見合った容量の蓄電池を選びましょう。
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