「アクア」は、元々日本の大手家電メーカー「三洋電機」が取り扱っていたブランドです。
そして、その後の三洋電機の解体に伴って、2011年に中国ハイアールグループに売却。現在は中国のメーカーというだけあって、安い価格で白物家電を提供しています。
そのため、洗濯機を安く買おうと思うとアクアの名前が出てくるでしょう。
しかし、中国メーカーで価格が安いという理由から、アクアの洗濯機は「壊れやすい」「水漏れする」「最悪」など悪い評判が多く出回っています。
本当にアクアの洗濯機は壊れやすくて最悪なのでしょうか?
今回は、アクアの洗濯機が最悪なのか徹底調査します。
悪い評判といい評判に加えて、他社製品との比較をしながら見ていくので、アクアの洗濯機を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
アクアの洗濯機は最悪?悪い評判、口コミ。洗えてない
まずは、アクアの洗濯機が本当に最悪なのか、悪い評判や口コミを調べていきたいと思います。
壊れやすい
ゴミです!買って1年で壊れます!絶対に買わないで下さい。
出典:Amazonカスタマーレビュー
14ヶ月使いましたが、脱水の途中で止まって「–」という不明なコードを表示するようになりました。調子の悪いときは空にして脱水しても止まります。おそらくモーター部の問題だと思いますが、この程度の使用期間で不調になるなんて、どうしようもない家電です。
*一部を抜粋して掲載
出典:Amazonカスタマーレビュー
まず、アクアの洗濯機は壊れやすいから最悪という意見に関しては、確かにAmazonレビューで1年程度で壊れたという口コミをいくつか目にします。
もちろん、中には普通に長く使えているという方もいるので、この口コミだけで全てのアクア洗濯機が壊れやすいと判断するのは難しいでしょう。
しかし、すぐに壊れたという意見があるのは事実なので、購入する際は各製品の口コミやアクア自体のサポート体制などをよく調べてからにしてください。
音がうるさい
かさ上げのためと騒音防止のため、搬入業者さんが持ってきたキューブタイプ4個を足下に設置。これが失敗、ガタガタうるさい、脱水の時は物すごい音で動きながら前面に飛び出してくる!上にガス乾燥機がありその台で横はすれすれ、これに当たって前に前にと迫り出すように動いてくる。
*一部を抜粋して掲載
出典:Amazonカスタマーレビュー
自動運転で洗いからすすぎになる時、最初から勢いよく回転する為、高確率でガタガタと回転して止まります。そして何事もなかったかの様にゆっくりと回転して再始動します。それなら最初からゆっくり回転すればガタガタしないのに…わざとガタガタする様にしてるとしか思えないです。万が一壊れたら次は他社製にすると思います。
*一部を抜粋して掲載
出典:Amazonカスタマーレビュー
こちらは洗濯時の音がうるさくてガタガタするという口コミ。
洗濯機は音が出るものではあります。しかし、動くほどのガタつきなら「アクアは最悪」と言われても仕方がないかもしれませんね。
水漏れする
付属のホースは、精度があまいのか、洗濯機用水栓に付けた場合に水漏れします。買い替え前の古い洗濯機のホースに戻したら水漏れしないので、アクアのホースの問題と思います。
*一部を抜粋して掲載
出典:Amazonカスタマーレビュー
こちらは、ホースに問題があって水漏れするという口コミ。
アクアはホースも中国製を使用しているため、どうしても日本製品より品質面で劣っている可能性があります。
ただし、ホースの水漏れ関しては取り付け業者のミスという場合もあるでしょう。
また、簡単に取り換えが可能な部分でもあるため、心配なら日本製品を使うという対処法もあります。
もしアクアの洗濯機を購入する場合は、上記の2点を頭に入れておくとよいでしょう。
洗えてない
一部ですが、洗えてないとの声もあがっています。
アクアの洗濯機は上から見えるため、洗濯しているところを見ている人もいるのですが、洗えてないように見えている様子。
他の洗濯機が上から見えない分、余計に洗えてない感覚を受けるようです。
アクアの洗濯機のいい評判
アクアの洗濯機は「壊れやすい」「最悪」など悪い評判ばかりではありません。続いては、アクアの洗濯機のいい評判をご紹介します。
サイズがコンパクト
収納スペース(特に高さ)が限られていましたので、とにかくコンパクトなドラム式洗濯機を探していました。海外メーカーで2機種ありましたが、20〜30万円程度で高額でしたので日本製でこのお値段は良いかと思いました。但し、このドラム式洗濯機、乾燥機能が有りませんでした。購入して知りました。この点注意が必要です。
出典:Amazonカスタマーレビュー
コンパクトな割に機能十分。
出典:Amazonカスタマーレビュー
こちらはサイズがコンパクトという口コミ。
洗濯機は大型家電なので、かなりスペースが必要です。そのため、部屋の広さによってはサイズ選びが重要になってきます。
アクアの洗濯機はサイズがコンパクトという意見が多いので、部屋が狭いという方にはピッタリかもしれませんね。
コスパがよい
コンパクトで音も静か、性能もいいと思います。インバータの割に価格も安かったためコストパフォーマンスもいいと思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
やはりアクアの洗濯機は、同じスペックの製品と比べると価格が安いため、コスパがよいという評判を非常に多く目にします。
確かに洗濯機は高価なもの。壊れたりもせず普通に使えているのであれば、中国製であっても安い方がいいですよね。
日本メーカーと比較しても性能・品質に差がない
国内トップメーカーと比較しても性能や品質にそれほど差を感じない。洗濯をまめにする人だとやや容量は過剰かも。さすが6KG洗いなので汚れの落ちは良い気がします。音はそれなりにしますね。
出典:Amazonカスタマーレビュー
こちらは日本国内のメーカーと比較しても、品質や性能に差を感じないという意見です。
実際に使用してみて、日本メーカーと差を感じないのであれば、価格が安いアクアの洗濯機を購入してみてもよいですね。
アクア洗濯機の寿命
一般的な洗濯機の寿命は6~8年程度とされています。
「壊れやすい」との意見もあるアクアの洗濯機でも、しっかり「設計上の標準使用期間」を設けているため、一般的な洗濯機と同様に7年程度の寿命です。
そして、万が一故障した場合でも保証期間内であれば無償で修理してもらえます。
ちなみにアクア製品の保証期間は購入日から1年間です。
1年というのは他のメーカーと同じ期間なので、アクアが極端に短いというわけではありませんね。
アクア洗濯機の価格!他社製品と徹底比較
アクアの洗濯機はとにかく価格が安いと評判です。
実際、「東芝」や「シャープ」「パナソニック」など日本国内の大手メーカーと比較すると、同スペックで1万円以上も安いケースがあります。
洗濯機も含めた1人暮らし用のセット家電になると、国内メーカーと比較して3万円以上も安い場合があるのです。
では、同じ縦型洗濯機6kgの価格を比較して、アクアがどの程度安いのか見てみましょう。
メーカー | 東芝 | シャープ | パナソニック | アクア |
画像 | ||||
型番 | AW-6DH1-W | ES-GE6D-T | NA-F60PB14-T | AQW-S60J-W |
価格 | 81,800円 | 44,780円 | 47,496円 | 35,820円 |
*価格はAmazon掲載のもの
このように同じ6kgの縦型洗濯機を比較してみると、アクアの製品が1万円近く安くなっています。
もちろん細かいスペックに違いがあるため、一概にアクアがおすすめとは言えません。購入する際は、細かい機能性などに目を通したうえで選ぶようにしてください。
アクアおすすめの洗濯機
続いては、アクアのおすすめ洗濯機をご紹介します。
7キロ 縦型洗濯機 AQW-GV70J-W
1つ目に紹介するアクアのおすすめ洗濯機は、「7キロ 縦型洗濯機 AQW-GV70J-W」です。
「3Dパワフル洗浄&高濃度クリーン浸透」を採用した全自動洗濯機。衣類のダメージを抑えて綺麗に洗い上げます。
また、フタはクリアガラスを採用。洗濯している時に中身が見えるので、しっかり洗濯しているのが目に見えて分かります。
型番 | AQW-GV70J-W |
洗濯容量 | 7kg |
乾燥機能 | なし |
商品販売価格 | 50,498円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>7キロ 縦型洗濯機 AQW-GV70J-Wの詳細はこちら
9キロ 縦型洗濯機 AQW-GTW90J
2つ目に紹介するアクアのおすすめ洗濯機は、「9キロ 縦型洗濯機 AQW-GTW90J」です。
「激落ちケア洗浄」を採用した縦型の洗濯乾燥機。衣類へのダメージを抑えて、しっかりと汚れを落とせます。
また乾燥機能も搭載されていて、「ふわふわクイック乾燥」を使えば短時間でフワッと衣類を乾燥させられます。
型番 | AQW-GTW90J |
洗濯容量 | 9kg |
乾燥機能 | 4.5kg |
商品販売価格 | 81,000円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
アクア以外でおすすめの洗濯機
最後は、アクア以外のおすすめ洗濯機をご紹介します。
SHARP(シャープ)縦型洗濯乾燥機 11kg ES-PW11E-S
1つ目に紹介するアクア以外のおすすめ洗濯機は、「SHARP(シャープ)縦型洗濯乾燥機 11kg ES-PW11E-S」です。
「超音波ウォッシャー」搭載の縦型洗濯乾燥機。頑固な汚れも超音波の力で綺麗に落としてくれます。
また、シャープ独自開発の「穴なし槽」なので、黒カビをブロックして常に清潔な状態をキープできます。
型番 | ES-PW11E-S |
洗濯容量 | 11kg |
乾燥機能 | 6kg |
商品販売価格 | 142,920円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>SHARP(シャープ)縦型洗濯乾燥機 11kg ES-PW11E-Sの詳細はこちら
Panasonic(パナソニック)8kg 全自動洗濯機 NA-FA80H8-W
2つ目に紹介するアクア以外のおすすめ洗濯機は、「Panasonic(パナソニック)8kg 全自動洗濯機 NA-FA80H8-W」です。
「ビッグサークル投入口」と呼ばれる洗濯物の出し入れ口を搭載。洗濯物の出し入れがしやすいので、大量の衣類を洗濯する時でもスムーズに使用できます。
また、濃密な泡とパワフルな立体水流で衣類を洗濯するのが特徴で、頑固な汚れやシミでも綺麗に洗い流せます。
型番 | NA-FA80H8-W |
洗濯容量 | 8kg |
乾燥機能 | なし |
商品販売価格 | 75,800円 |
*商品販売価格はAmazon掲載のもの
>>Panasonic(パナソニック)8kg 全自動洗濯機 NA-FA80H8-Wの詳細はこちら
まとめ
今回はアクアの洗濯機が最悪という評判の真実について解説しました。
確かに、アクアの洗濯機は「壊れやすい」「水漏れする」「音がうるさい」などの悪い口コミがありましたね。
しかし、「コスパがよい」「サイズがコンパクト」などの良い評判もあるのは事実。
また、価格に関しては日本メーカーと比較してみると、同スペックで1万円以上も安い製品があるので、一概に「アクアの洗濯機は最悪」とは言えないでしょう。
もちろん、壊れやすいかどうかは個体差があります。使い方によっても変わってくるので、そのあたりも理解したうえで購入を検討するとよいでしょう!
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