就活のやり方がわからない人へ。準備編と実践編に分けて紹介

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就活を意識し始めると「何か行動しなかきゃ!」と思うのでは?しかし、「就活のやり方がわからない……」という人もいるでしょう。

就活はやみくもに始めてもなかなか結果は出せません。そこで、人材コンサル会社に勤め、多くの就活生を見てきた私が就活のやり方を紹介しましょう。

就活が上手くいかずに悩んでいる就活生や、内定を複数社からもらってうれしい悲鳴をあげている就活生など、いろいろ見てきた結果、就活の正攻法が見えてきました。

これから就活を始める人や就活に苦戦している人に読んでほしいので、ぜひ参考にしてください。

就活の正しいやり方【準備編】

まずは、就活のやり方の準備編から。スムーズに就活を進めるために準備しておきたいことがあります。できるだけ早く行動するのが吉ですので、どのようなものがあるのかチェックしていきましょう。

1.スーツや靴などを買って身だしなみを整える

就活の必需品が、リクルートスーツや靴、かばんなどです。その他にも、男性ならネクタイ女性ならパンストなど多くのアイテムをそろえる必要があります。

就活では第一印象が結果を大きく左右します。身だしなみや立ち振る舞いがしっかりチェックされているというわけですね。面接で緊張してしまい、いつもより体がこわばってしまうのは仕方のないことですが、気を付ければ簡単に改善できる身だしなみは抜かりなく整えるよう意識したいですね。

入学式のときにスーツを買ったかもしれませんが、何年か経って今の体のサイズに合っていないこともしばしば。そもそも学生時代にはスーツに慣れていない人がほとんどですので、「なんだか不格好だな……」という印象を与えがち。

「こいつ、できそう!」と思ってもらうためにはかっこよさが必要なのです。選ぶべきスーツの色は黒が無難ですが、業界・業種によってはネイビーやグレーを選ぶ人もいます。

スーツ以外に顔まわりにも気を付けなければなりません。ボサボサの髪型や、根元が黒くなっているような明るい髪色では印象も悪くなります。無精ひげ、ノーメイクや派手なメイクも好ましくありません。さらに、爪先もよく見られているのでキレイに整えておきましょう。面接官に爽やかでフレッシュな印象を与えられるように清潔感を第一に。

2.就活専用のメールアドレスを作る

意外に忘れがちなのが、就活専用のメールアドレスを作るということ。就活専用のメールアドレスがあると、普段のメールと混同することがないので、見落としを防げます。

とりわけ合否に影響するほどではありませんが、人材コンサル会社に勤めていたころは「就活にふさわしくないメールアドレスだな……」と同僚の中で話題に上がることもありました。シンプルに、名前の入ったメールアドレスが無難です。そして、大学のドメインかGmailが一般的ですね。

3.筆記試験の対策をする

いつから始めてもいいのですが、結局ずるずる手をつけないままになりがちなのが筆記試験対策です。SPIや時事問題といったものですね。

本屋に行けば多くの対策本があるので、まずは1冊購入して繰り返し解いていきます。新聞をとっているのなら、一面の見出しだけでもチェックするのを日頃から意識しましょう。

手を抜いたせいで面接の前の筆記試験で落とされるのはあまりにも残念すぎます……。後悔しないように、まずはどのような問題が頻出しているのかだけでも確認してみてください。

4.自己分析や業界・業種分析をする

就活といえばよく話題に上がるのが、「自己分析」と「業界・業種分析」です。自分のことを理解してさらに相手のことを知らなければ、思うように前に進むことはできません。

自己分析でいうと、リクナビが提供する「リクナビ診断」やマイナビが提供する「適職診断MATCH」がおすすめです。どちらも登録すれば無料で利用できます。

リクナビ診断は5分ほどで終わる簡単診断なので、ちょっとしたスキマ時間にもおすすめ。適職診断MATCHは、分析結果が詳細かつ多角的に解説されているのが特徴です。

業界・業種分析は、「〇〇業界の~」というタイトルがついた書籍を読んだり新聞やニュースをチェックしたりすることで深められるでしょう。とりわけ有名な書籍が「業界地図」ですね。

「業界地図」は個人で調べようとしたら多くの時間や労力がかかる業界の分け方や関係性などを分かりやすくまとめてある書籍です。

就活の正しいやり方【実践編】

続いて、就活のやり方の実践編を。実際に手や足を動かしてみると、自分の長所や短所が見えてくるものです。先ほど解説した自己理解や業界・業種理解がさらに深められるきっかけになります。

1.インターンにエントリーする

長期インターンは就業後のミスマッチを防ぐために有効なので、ほとんどの人材コンサル会社ではなるべく長期のインターンに参加するのをおすすめしています。ぜひ参加して“企業で働く”ことを肌で感じてみてください。

インターンにエントリーすると、書類審査や面接を受けられるといったメリットもありますし、インターンの経験はESや面接でのアピールポイントにもなりますよ。

2.履歴書やESを書く

できれば就活の本番の前に、インターンエントリーで履歴書やエントリーシートを本気で一度書いてみましょう。いかに自分をアピールするのが難しいかわかるはずです。

そして、「これはいける!」と思った書類が不合格で就活の厳しさを痛感することもあるでしょう。これらの一連の流れをなるべく早いうちに経験しておくのが一つのカギになります。

大学の先生やキャリアセンター、就職エージェントなどが履歴書やエントリ―シートの添削を行ってくれますよ。どんどんブラッシュアップしていきましょぅ。

3.面接対策をする

履歴書やエントリーシートを書いたら次は面接対策です。面接にてよくある質問は「自己紹介を1分でお願いします」「当社を志望した理由は何ですか?」「学生時代に力を入れたことが何ですか?」といったものです。

企業によって面接形式はさまざまですが、グループ面接であれ個人面接であれ、面接官へコンパクトにわかりやすく伝えられるような対策をする必要があります。

その対策として、面接にてよくある質問に対しては回答を考えておくとよいでしょう。回答を考えるのは自宅でもすぐに取りかかれますよね。

4.就活エージェントに入会する

「効率よく就活を終わらせたい」と考える就活生も少なくありません。たしかに、100社にエントリーするというのはあまりにも無駄がありそうです……。

自分に合った会社選びが重要になります。しかし、「自分に合った会社ってどのような会社なの?」「とりあえず有名な会社にエントリ―してみた」「知らない会社が多すぎる」ということになりがち。

そこで、就活のプロのアドバイスを受けてみませんか。無料で登録できる就活エージェントがおすすめです。

就活エージェントとは、専任の担当者がついて就活のアドバイスをしてくれるサービスです。企業の求人紹介や応募書類の添削、面接対策などを行ってくれます。

「就活が上手くいくか不安だ」「就活のやり方が分からない」「選考に落ちてばかりだ」という人に向いています。

就活のやり方がわからない人におすすめな就活エージェント

おすすめの就活エージェントを3社選んでみました。それぞれの特徴を解説しましょう。

キャリアチケット

キャリアチケットは、就活相談やエントリーシート添削、面接対策をしてくれる就活エージェントです。就活生の4人に1人が登録している好評ぶりには理由があります。

▶「キャリアチケット」はこちらから。

Meets Company

Meets Companyは、東京だけではなく、北海道や名古屋、大阪など全国都市部で開かれている合同説明会を企画・運営する会社です。イベント参加後に個別でリクルーターがつくので、就活の悩みをどんどん打ち明けていきましょう。意外に他の就活生も同じようなことで悩んでいて、その疑問や不安を解消しているリクルーターに相談するとすんなり解決することも。

▶「Meets Company」はこちらから。

リクルート就職エージェント

リクルート就職エージェントは、業界大手のリクルートグループが運営する就活エージェントです。業界大手だからこその強固なネットワークが売りです。文系・理系・体育学生・地方学生など細かく分類されているため専門的なサポートを受けられます。電話対応をしてくれるので、忙しい就活生に打ってつけ。

▶「リクルート就職エージェント」はこちらから。

まとめ

就活のやり方には正攻法があります。まずはその正攻法にのっとって動いてみましょう。そして、問題に直面したら就活のプロを頼ってみてはいかがでしょうか。
人材コンサル会社に勤めていたころには、「もっと早く相談してくれたらよかったのに……」ということがよくありました。就活が上手くいかずに自信を失ってしまったり、よいタイミングを逃してしまったりする前に相談してみませんか。

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