社長がブラックリストでも融資可能?日本政策金融公庫や個人事業主向けビジネスローンも紹介

社長がブラックリストでも融資可能?日本政策金融公庫や個人事業主向けビジネスローンも紹介

「社長がブラックリストでも受けられる融資はある?」

「日本政策金融公庫は信用情報を見ないって本当?」

資金繰りに苦戦している事業者の方は、このような疑問をお持ちなのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、社長がブラックリスト入りしている場合は融資を断られるケースがほとんどです。

そこで今回は、社長がブラックリスト入りしていると融資を受けられない理由や、法人・個人事業主におすすめのビジネスローンを紹介します。

融資を受けずに資金繰りを改善できる情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

社長がブラックリストでも融資を受けたい!日本政策金融公庫は信用情報を見ない?

ネット上の一部では、日本政策金融公庫は信用情報を見ないという噂があるので、実情が気になる方もいるでしょう。

実際のところ、日本政策金融公庫でも一般的な金融機関と同様に信用情報の確認は必ず行われます

なぜならば、信用情報の確認は利用者の返済能力を見定めるうえで、非常に重要な判断材料となるからです。

お金を貸す側としては返済見込みのない人物に融資はできないので、日本政策金融公庫でも利用者の適性を審査によって判断しています。

実際に、日本政策金融公庫の公式サイトに記載してあるプライバシーポリシーの内容を確認してみてください。

出典:プライバシーポリシー|日本政策金融公庫

信用情報は与信審取引上の判断で利用すると明記されているので、ネット上の噂を鵜呑みにしないよう注意してましょう。

社長がブラックリストでも融資は受けられる?そもそも社長になれないって本当?

社長がブラックリスト入りしている場合、金融機関から融資を受けるのは不可能です。金融機関は、借りたお金を確実に返済してくれる人物でなければ融資してくれません。

なぜなら、利息を上乗せした金額を返済してもらえなければ、会社の利益につながらないどころか大きな損失になるリスクがあるためです。

未回収リスクを避けるためには、社長の信用情報や返済能力を確認したうえで、信頼に値する人物であるか確認しなければなりません。

社長がブラックリスト入りしている場合は、返済能力に問題があったことを意味するので、簡単に融資してはくれないでしょう。

なお、ブラックリスト入りしていても社長になるのは可能です。ただし、社長がブラックリストに載っている場合は融資を受けにくくなる点に注意してください。

中小企業が融資を受ける際には、法人の代表者が連帯保証人となるため、社長がブラックリスト入りしている場合は返済能力を不安視されるでしょう。

融資を視野に入れて事業を行う際には、ブラックリストに載っていない人物を社長とするのが妥当です。

ブラックリストの社長は融資不可!審査が不安な個人事業主におすすめのビジネスローン3選

個人事業主の方が融資を受ける際は、以下の3社がおすすめです。

  • ニチデン
  • いつも
  • PayPay銀行

「個人事業主は融資を受けづらい」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、こちらの3社は個人事業主の利用を歓迎しているので安心して申し込めます。

ニチデン

出典:ニチデン

「ニチデン」の事業者ローンは、Webから24時間申し込みが可能です。個人事業主の方が利用する際には、基本的に連帯保証人は不要。

最短10分のスピード審査で、素早い資金繰り改善が期待できます。

また、小口から大口まで利用者のニーズに応じて適切な融資を受けられるので、事業計画や予算をスタッフに相談してみるとよいでしょう。

返済期間は20年とゆとりを持った設定となっているため、負担にならない程度で返済したい方にもおすすめです。

利用限度額1億円まで(要審査)※1億円以上は要相談
実質年利4.8%~17.52%
審査時間最短10分
融資までの日数最短即日
担保・保証人個人事業主:必要と認めた場合のみ
法人:代表者の連帯保証が必要
融資対象法人・個人事業主

ニチデンの詳細はこちらから

いつも

出典:いつも

「いつも」のビジネスローンは、法人・個人事業主どちらでも全国から利用が可能です。

最低利用限度額は1万円からなので、いきなり大きい金額で融資を受けるのが不安な方でも気軽に利用できます。

口座振込またはネットバンキング振込のどちらかでお好みの借入方法を選べ、振込手数料は0円。ローンカード不要で取引が可能ですから、カード発行までの待ち時間も短縮できます。

また、利用者の同意がなければ郵送物も送られてこないので、ビジネスローンの利用を周囲に知られたくない方でも安心です。

利用限度額1万円〜500万円
実質年利4.8%~18.0%
審査時間最短30分
融資までの日数最短即日
担保・保証人個人事業主:原則不要
法人:代表者の連帯保証が必要
融資対象法人・個人事業主

いつもの詳細はこちらから

PayPay銀行

出典:PayPay銀行

こまめに融資を受けたい方には「PayPay銀行」のビジネスローンがおすすめです。

個人事業主の場合は起業したてでも申し込みが可能なので、事業実績が少ない方でも利用しやすいでしょう。

また、原則書類の提出が不要ですから、スマホから簡単に契約手続きが行えます。

一度契約が成立すれば、利用限度額まで何度でも借り入れできるので、その都度審査を受ける必要もありません。

最大年利14%以下で融資を受けられるのも、PayPay銀行の大きな魅力です。

利用限度額1,000万円
実質年利1.8~13.8%
審査時間最短1営業日
融資までの日数最短5営業日
担保・保証人不要
融資対象個人事業主

PayPay銀行の詳細はこちらから

ブラックリストの社長は融資不可!法人設立・起業から間もない場合におすすめのビジネスローン3選

法人の社長の方には、以下のビジネスローンがおすすめです。

  • GMOあおぞらネット銀行
  • ファンドワン
  • オージェイ

こちらのビジネスローンは、設立間もない法人でも申し込みやすく、審査が早いのでスムーズに融資を受けられます。

GMOあおぞらネット銀行

出典:GMOあおぞらネット銀行

「GMOあおぞらネット銀行」のビジネスローン「あんしんワイド」は、設立1年未満の法人でも利用できるのが特徴です。

同社の口座を利用して、借入限度額1,000万円まで何度でも現金の引き出しが可能なので、必要な金額を必要なときに利用できます。

利用年数や金額に応じて、最大年利が0.9%まで引き下がりますから、長期的にビジネスローンを活用したい社長の方におすすめです。

利用限度額初回契約時:10万円以上1,000万円以内
期限更新以降:10万円以上1,500万円以内(10万円単位・審査のうえ決定)
実質年利0.9%~14.0%
審査時間最短即日(セルフィー動画による本人確認を行った場合)通常1週間
融資までの日数最短2営業日
担保・保証人不要
融資対象法人(個人事業主不可)

GMOあおぞらネット銀行の詳細はこちらから

ファンドワン

出典:ファンドワン

すぐに資金を調達したい方は「ファンドワン」に相談してみるとよいでしょう。

ファンドワンは迅速性に優れた対応力が強みで、審査が最短40分で完了します。平日の14時までに審査までの手続きがすべて終わっていれば、即日での融資も可能

全国どこからでも利用でき、担当者がリスクの少ない融資プランを提案してくれるので、具体的な金額を検討中の方は気軽に相談してみてください。

利用限度額30万円~5,000万円(最大1億円)
実質年利10.0%~18.0%
審査時間最短40分
融資までの日数最短即日
担保・保証人不要
融資対象法人

ファンドワンの詳細はこちらから

オージェイ

出典:オージェイ

「オージェイ」では、事業者向けのさまざまな融資方法を取り扱っています。

融資の専門業者として高い実績を持ち、多様な事例に対応してきたノウハウがあるので、会社に適した資金繰り対策を提案してもらえるでしょう。

利用限度額は、30万円〜1億円と幅広い金額の融資に対応。最短即日での融資も可能なので、早さと信頼性を重視する方は、オージェイで融資を受けると安心です。

利用限度額30万円~1億円
実質年利10.0%~18.0%
審査時間当日中
融資までの日数最短即日
担保・保証人原則不要(※)
融資対象法人・個人事業主

※ただし、法人の場合は代表者に原則連帯保証が必要です。

オージェイの詳細はこちらから

融資を受けずに資金繰りを改善したいなら「支払い.com」

出典:支払い.com

どうしても融資が受けられない社長の方は「支払い.com」を利用して支払い日を先延ばしにするとよいでしょう。

支払い.comは、登録するだけで支払い期日を最大60日後まで延期できるサービスです。お手持ちのクレジットカードを利用するので、新たにカードを作る必要がなく審査も不要。

書類の提出も求められず、簡単に資金繰りを改善できます。本来の支払い期日には、支払い.comが立て替え払いをしてくれるので安心です。

また、振込人の名義を自由に設定可能なので、立て替え払いの利用を知られる心配もありません。事業者であれば無料で登録できますから、ぜひ活用してみてください。

支払い.comの詳細はこちらから

まとめ

社長がブラックリスト入りしている場合、融資を受けるのは困難です。

一般の金融機関だけでなく、日本政策金融公庫でも必ず審査は行われるので、返済能力を認めてもらうのは難しいでしょう。

事業資金の融資を受けたい場合は、信用情報に傷がついていない人を代表者に選ぶようにしてください。

融資を受けるのが難しい方は、支払い.comで支払い期日を先延ばしにするのも一つの方法です。

支払い.comの詳細はこちらから

ビジネスローンカテゴリの最新記事