カードローンは、すぐにお金が借りられる便利なサービスですが、借入額が一定に達すると総量規制によりそれ以上の借入ができなくなります。
「もっとお金がほしいけど総量規制でこれ以上借りられない」
「総量規制を回避する方法が知りたい」
など総量規制に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
じつは総量規制には抜け道が存在します。
今回は借入が制限される総量規制の抜け道とおすすめな方法について解説します。
すでに総量規制によって借入ができなくなっている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
総量規制の抜け道!総量規制対象外・総量規制オーバーでも借りれた即日・任意整理中など
次に総量規制の抜け道としての利用におすすめなおまとめローン会社を紹介します。
融資金額や利用方法についても紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
中央リテール
中央リテールは、オンライン申込みが可能なおまとめローンです。
最短2日で審査が完了し、申込み完了後1日で融資を受けられます。
おまとめローンの上限は500万円までですが、消費者金融の借入額であれば十分補えるでしょう。
お申込み後の返済について、アドバイザーに相談ができるようになっており、借金の完済に向けて安心して利用ができる点もポイントです。
年利は最大で13.0%とやや低めに設定されているので、他社からの借り換えで返済金額を減らすことも可能。
ホームページでは簡易審査や返済のシミュレーションが受けられますので、おまとめローンを検討している人は、返済をどれだけ減額できるかをチェックしましょう。
注意点として、本契約の際には来店が必要となります。
| 融資スピード | 審査最短2日 融資最短1日 |
| 融資金額 | 500万円 |
| 金利 | 10.95%~13.0% |
| 返済期間 | 10年以内、120回以内(毎月1回) |
| 返済方法 | 元利均等返済 |
| 担保・連帯保証 | 不要 |
首都圏キャッシングサービス:最大2,000万円
首都圏キャッシングサービスは、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県に住んでいる人限定で利用できるおまとめローンです。
Webからは24時間申込みを受け付けており、来店不要で完結させることもできます。
また、申込み条件によっては即日の融資も可能であり、すぐにおまとめローンを利用したい人にもおすすめです。
返済は毎月1回の銀行振込か銀行引き落としで、ローンカードの発行は必要ありません。
さらに最大で2,000万円までの融資が可能となっており、複数社の借入が多くなってしまった人も利用できます。
おまとめローンの金利は7.3%〜15.0%になっていますので、金利が15%を超える消費者金融から借入を行っている場合は、乗り換えを検討してみると良いでしょう。
| 融資スピード | 申込み条件によって即日融資可能 |
| 融資金額 | 100万円~2,000万円 |
| 金利 | 7.3%~15.0% |
| 返済期間 | 30年以内、360回以内(毎月1回) |
| 返済方法 | 元利均等返済 |
| 担保・連帯保証 | 不要 |
総量規制の抜け道
まず総量規制の抜け道ですが、規制対象が借入先が貸金業者のみに限定されていることが挙げられます。
つまり、銀行からの融資は総量規制の対象にならないのです。
また、年収を増やしたり他社からの借入金額を返済することで、総量規制の回避が可能です。
ここでは総量規制の抜け道を使って借入を受ける方法を紹介します。
銀行カードローン
冒頭でも解説したとおり、総量規制は貸金業者からの借入のみを対象としているため、銀行からの融資は対象外になります。
そのため、消費者金融からの借入額が上限に達してしまっている場合でも、銀行からの融資であれば追加で受けられる可能性もあります。
問題点としては、銀行が提供するローンは審査が非常に厳しいということです。
貸金業者は、保証会社を通して審査を行いますが、銀行は自らで審査を実施します。
銀行の審査は警察庁のデータまで徹底的に調査を行いますので、貸金業よりも厳格な審査になるのです。
すでに総量規制の上限に達してしまっている場合は、銀行からの追加の借入ができない可能性もあります
ので注意しましょう。
おまとめローン
おまとめローンは、他社からの借入を1つのカードローン会社に一本化する方法です。
バラバラになっている金利を下げたり、返済先を1つにまとめられるなどのメリットがあります。
また、銀行が提供するおまとめローンを利用すれば、貸金業からの借入金額を銀行融資に切り替えが可能です。
つまり、借入先が貸金業者から銀行に切り替わるため、借入残高を総量規制の対象外にできることになります。
ただし、総量規制の基準をオーバーして借入を行うことは、借金の負担が大きくなるということでもあります。
おまとめローンを使用するときは、借入額を総量規制の基準に収めつつ、毎月の負担を減らす方向で利用することがおすすめです。
おまとめローンが総量規制の抜け道におすすめの理由
おまとめローンは、借入先を1社にまとめることで金利負担を下げたり、スムーズな返済が可能になります。
総量規制は、利用者が年収以上の無理な借入をしないための、いわばストッパーのような基準です。
無理に総量規制以上の借入をせずに、おまとめローンなどを使って負担を減らしたり、借入額を少しずつ減らしていくことをおすすめします。
ここでは、総量規制の抜け道におまとめローンがおすすめな理由を紹介します。
金利が安くなりやすい
おまとめローンのメリットの1つが、金利が安くなりやすいということです。
金利を引き下げることで、毎月の負担額を減らして少しでもお金を浮かせやすくなります。
浮いた金利分だけ自分の手元に残して置くこともできますので、毎月のやりくりにも余裕ができるでしょう。
また、毎月の返済額を減らすことも可能です。
現状の生活に余裕がなという人は、おまとめローンで返済額を減らしつつ、総量規制にかからないように借入額を減らしていくようにしましょう。
最大2,000万円借りられるところも
おまとめローンのなかには、最大で2,000万円まで融資を受けられるところもあります。
借入金額が大きくなればなるほど、金利が下がるメリットが大きくなりますので、複数社からの借入が多くなってしまっている人は、おまとめローンの利用を検討してみても良いでしょう。
首都圏キャッシングサービスなどは、最大で2,000万円の融資が可能なおまとめローンになっています。
ただし、おまとめローンは銀行からの融資やクレジットカードの利用分をまとめることができません。
あくまで貸金業者からの借入を一本化できるという部分に注意が必要です。
総量規制抜け道の注意点
総量規制の抜け道を利用することで、さらなる融資を受けられることもありますが、注意しておくべきポイントもあります。
最後に、総量規制の抜け道を利用する際の注意点をチェックしていきましょう。
違法業者は使わない
貸金業者のなかには、総量規制の上限に関係なく貸付を行っている業者が存在します。
これらの業者はいわゆる闇金と呼ばれるもので、絶対に利用しないようにしましょう。
違法業者のなかには、無審査で貸付を行うかわりに違法な金利を要求してくる可能性もあります。
場合よっては「倍返し」という金利を要求してくる可能性もあり、借りた金額の2倍の返済を求められることもあります。
また、違法な業者からの借金を返済できなかった場合、強行的な手段で取り立てを行ってくる可能性もあります。
違法業者からの借入は非常に危険ですので、絶対に利用しないようにしましょう。
一度利用すると借り直しができない
おまとめローンを利用した場合、基本的には完済が完了するまではそれ以上の借り換えができなくなります。
つまり、おまとめローン会社を変えたり、おまとめローン会社から追加の融資を受けることはできず、返済専用になってしまうということです。
万が一、金利が高いおまとめローンに申し込んでしまうと、月々の返済額が高くなってしまう可能性も考えられます。
おまとめローン会社を選ぶのであれば、金利などを考えて無理なく返済できる業者を選びましょう。
他社の返済を滞納中の場合は審査が通らない
おまとめローンを申し込む以前に、他社の返済を滞納してしまっている場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
とくに2ヶ月以上の滞納がある場合は、審査が通らないことが多いようです。
すでに返済が滞ってしまっていて、これ以上の返済ができない場合はおまとめローンよりも債務整理の検討がおすすめです。
総量規制オーバーの抜け道のQ&A
総量規制オーバーはバレますか?
はい、総量規制オーバーは、バレます。
自分で他社の借り入れ状況を少なく申告したとしても、貸金業者は審査の際に「信用情報機関」に照会を行います。
信用情報機関には、個人の借り入れ件数、金額、返済状況などが詳細に記録されているため、嘘をついてもすぐに分かってしまうのです。
総量規制とは、貸金業法で定められた「年収の3分の1を超える貸付をしてはならない」というルールです。
このルールに違反する貸付は法律で禁じられているため、総量規制オーバーの申し込みは審査に通ることがありません。
もし虚偽の申告がバレた場合、その会社での借り入れができなくなるだけでなく、信用情報に「虚偽の申告をした」という情報が記録され、今後の借り入れにも悪影響を及ぼす可能性があります。
借金まみれから抜け出す方法はありますか?
はい、借金まみれの状況から抜け出す方法は複数あります。
一人で悩まず、早期に行動を起こすことが何よりも重要です。
- 1. 支出の見直しと収入アップ:
- まずは家計簿をつけて、毎月の収入と支出を正確に把握しましょう。
- 不要な固定費(サブスクリプションサービスなど)を解約したり、食費や交際費を節約したりすることで、返済に回せるお金を捻出します。
- 可能であれば、副業などで収入を増やすことも検討しましょう。
- 2. 借り換えやおまとめローン:
- 複数の会社から借り入れがある場合、おまとめローンを利用して借金を一本化することで、金利が下がり、毎月の返済額を減らせる可能性があります。
- 借入先を一つにまとめることで、返済管理も楽になります。
- 3. 専門機関への相談:
- 自力での返済が難しいと感じたら、弁護士や司法書士に相談しましょう。借金の専門家が、個々の状況に合わせた解決策を提案してくれます。
- 4. 債務整理:
- どうしても返済ができない場合の最終手段として、法的に借金を解決する**「債務整理」**があります。
- 任意整理: 裁判所を通さず、貸金業者と交渉して将来の利息をカットしてもらう方法です。
- 個人再生: 裁判所を通して、借金を大幅に減額してもらう方法です。
- 自己破産: 裁判所を通して、借金の支払い義務を免除してもらう方法です。
債務整理は、信用情報に記録されるなどのデメリットもありますが、借金問題を根本的に解決し、生活を立て直すための有効な手段です。一人で抱え込まず、まずは専門家に相談してみましょう。
総量規制オーバーでも借りれた口コミありは?
「総量規制オーバーでも借りれた」という口コミは、主に以下のようなケースで発生している可能性があります。
- 総量規制の「例外貸付」を利用した場合: 総量規制には例外規定があり、特定の条件を満たす貸付は、年収の3分の1を超えても借り入れが可能です。口コミの多くは、この例外貸付に該当する「おまとめローン」などを利用したケースだと考えられます。
- SNSなどでの虚偽情報: 「総量規制オーバーでも借りられた」という口コミの中には、意図的に嘘の情報や誇大な表現が含まれている場合も少なくありません。
- 個人間の貸し借り: 貸金業者ではない知人や友人からの借入を「借りられた」と表現しているケースも考えられます。
これらの口コミは、必ずしも正規の貸金業者から総量規制を無視して借り入れができたことを意味するわけではありません。
総量規制オーバーでも借りる方法は?
総量規制は法律で定められたルールなので、原則として総量規制の対象となる貸金業者から年収の3分の1を超える金額を借りることはできません。
ただし、以下の方法であれば、総量規制の「例外」または「対象外」として、年収の3分の1を超える借り入れができる可能性があります。
- 総量規制の「例外貸付」を利用する
- おまとめローン・借り換えローン: 複数の借り入れを一本化することで、金利が下がり、返済負担を軽減できる場合に利用できます。これは「顧客に一方的に有利となる借り換え」として例外貸付に分類されます。
- 個人事業主への貸付: 事業計画や収支計画などを提出し、返済能力があると認められた場合は、事業資金として総量規制を超えた借り入れが可能です。
- 配偶者貸付: 配偶者の収入と合算した世帯年収の3分の1まで借り入れできる制度です。
- 総量規制の「対象外」のローンを利用する
- 銀行カードローン: 銀行は貸金業者ではないため、貸金業法の総量規制の対象外です。ただし、多くの銀行は自主規制として年収の3分の1を目安に審査を行っています。
- 目的別ローン: 住宅ローンや自動車ローンなど、使途が明確なローンは総量規制の対象外です。
- クレジットカードのショッピング枠: ショッピング枠は割賦販売法が適用されるため、総量規制の対象外です。ただし、キャッシング枠は総量規制の対象となります。
まとめ
総量規制は借り主が経済状況以上の借入を行わないように制限する法律です。
もし、すでに総量規制まで借入をしている場合は、おまとめローンなどを利用して返済額を減らすことをおすすめします。
ぜひ本記事を参考に、返済が楽になるおまとめローンを探してみてください。
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