「8月過ぎても1社も取れてない」
「就活マジで終わる気がしない」
周りの友達が内定をもらう中、自分だけ1社も内定がないと焦ってしまいますよね。
就活生にとって、内定がもらえないという事は、就活を終われない状態です。
皆が卒業旅行や内定式の準備を始めるのを横目に、就活スーツを脱げない辛さ。
次こそはと挑んだ会社からお祈りメールが届くと「もう就活やめたい…」と投げ出したくなりますよね。だけど、投げ出せない。このループが本当に苦しい。
私も内定をもらうまで8ヶ月かかったので、その気持ちが痛いほどわかります。焦れば焦るほど就活のタイムリミットが気になる学生も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では「就活いつまでにおわってないとやばいか?」について解説していきます。就活終わってない人がやるべき事も5つ紹介していますので、参考にしてください。
この記事を読めば、今内定が決まらず焦っているあなたが今何をすべきかわかります。
就活はいつまでに決まらないとやばい?平均は?内定など
経団連が2021年卒以降の学生の就活ルールを廃止し、以降は政府主導となることが発表されました。と言っても、2021卒以降もこれまでのルールに沿ったスケジュールが引き継がれるようです。大きな変更は今の所ありませんので、これまでの就活スケジュールを踏まえて
「就活いつまでにおわっていないとやばいか」について解説していきます。
大学4年の8月までにおえないとやばい
就職みらい研究所の2020年卒就職プロセス調査によると、2019年12月1日の内定状況は、就職率95.4%(大学院生除く)となっています。
大学4年12月の時点で、9割以上の学生の就職先が決定。もう少し遡ってみると、以下のような結果になっています。
- 5月…就職率51.4%
- 6月…就職率70.4%
- 7月…就職率85.1%
- 8月…就職率91.2%
- 8月には9割の学生が就活を終えているという結果になりますね。
この数字だけみると、6〜8月までには「終えてないとやばい」状態です。
以降はエントリーできる企業数が少なくなります。
一般的に内定式は10月、入社は翌年の4月以降になりますから、このラインに乗っておかないとやばいでしょう。
中小企業&ベンチャー企業の内定は4〜5月に集中
中小企業やベンチャー企業の多くは遅くても、大学4年の6月までには内定が決まります。
内定が集中するのは4〜5月。
大手に流れる前に、できるだけ早く優秀な学生を囲い込みたいといった狙いがあります。
大学3年の6月頃から始まるインターンシップや説明会は実質的な採用試験と言っても過言ではありません。
夏季・冬季インターンそれぞれに内定者枠を設けていますので、選考も早くなります。
評価の高い学生は、書類選考や1次、2次面接パス、1回の面接だけで大学3年の秋には早期内定が決まるケースも珍しくありません。
大手企業の内定は6月〜8月の間
大企業の場合は、大学3年の3月頃から会社説明会スタート。
6月頃から本格的な入社試験が始まる…というのが一般的でしたが、最近は早期採用する企業が増えてきました。
外資系企業の場合は、大学3年の6〜12月頃から選考試験を実施していることも少なくありません。
経団連に所属する一部上場企業でも、9割の企業が早期に採用に向けた活動を積極的に行うことがわかっています。
8月以降は残席を奪い合う状態
就職みらい研究所の就職率や早期採用の状況をみると、大学4年の6〜8月までに就活を終えていないとやばい状態だと焦ります。多くの企業が夏採用(7~9月)を実施するため、8月以降はエントリーできる企業数もぐっと減ります。
しかも、9月以降は、留学からの帰国組や教職員、公務員試験の不合格者が進路変更して就活を始める時期ですから、彼らと残席を奪い合う状態です。
また、内定をもらったけどもっといい企業を探して就活を続けている人もいます。
と言っても、8月以降でも優良な就職先はまだまだありますので、内定をもらっていないからといって絶望しないようにしましょう。
8月以降は内定辞退者の補充や人数調整で追加採用などが行われます。
また、春のうちに学生を集められなかった企業は引き続き募集をかけていることも多いでしょう。
結果に納得がいかない学生は続ける以外の選択肢はない
就活結果に納得がいかないのに、就活をやめてしまうと必ず後悔します。
「就活つらい…もうやめてしまおうか」
「あまり気が進まない企業からの内定…もう受けちゃおうかな」
就活は長くなると辛いことしかありません。
思ったような結果が出ないと、諦めてしまいそうになります。
気持ちはわかりますが、就活は内定をもらうことが目的ではなくスタートです。
あなたの今後のキャリア形成で重要な一発目の就活を、納得のいかない形でおわらせて本当にいいのでしょうか?
社会人になると、就活と同じくらい辛いことがあります。
いい加減な気持ちで入社して「こんなはずじゃなかった」と後悔しても遅いのです。
就活の結果に納得がいかない学生は、納得のいく企業から内定をもらうまで続けるしか選択肢はありません。
いつまでに終わらせたい?内定なしの2024卒・25卒がやるべきこと
就活生が夏以降の就活を制すためにしておくべきことは、準備と行動力です。
これまでと同じような行動をしても、状況は厳しくなる一方でしょう。
就活に対して行動量が多い学生は内定が早く決まる傾向が強いです。
今「就活おわらなくてやばい」と焦っている方は、
今からでも遅くないので、ぜひこれから紹介するやるべきことを実践して、行動量を増やしてください。
期限と目標を定める
就活いつまでおわないとやばいか気になっている学生は、期限を決めてしまいましょう。
特に、なんとなく活動していたら時間が過ぎてしまったという学生は、終わりを決めないといつまでたっても本気になれません。
「あと2ヶ月で絶対に内定を決める。」
例えばこう決めたら、その目標に対し今から60日間でやるべきことをリストにします。
ゴールから逆算することで、1日、24時間どう過ごすべきか意識が変わります。
いつ終わるかわからないまま続けるより、60日だけ集中すると決めた方が楽です。
8月以降の就活は、春とは違い現実的に厳しさが増しています。
本気で挑まないと、納得できる就職先は見つかりませんし、内定をもらうことが難しくなります。
就活を根本から見直す
8月以降の就活は、椅子取りゲームのクライマックス状態です。
残された採用枠に、多くの学生が集まります。
中にはすでに他企業から内定を得ている学生も含まれているため、過酷な戦いになることは間違いありません。
春にやっていた就活のまま取り組んでも内定を得ることは厳しいでしょう。
自分の就活を根本的に見直し、自己分析や志望動機をブラッシュアップすることが重要です。
- 自己分析をやり直す
- 志望動機を練り直す
- 業界・企業研究を深める
まず上記3つは必ずやりましょう。
それから、OB・OGに添削してもらうといいでしょう。
もし、添削してくれるような先輩がいない場合は、気軽に大学のOB・OGと繋がれるマッチングアプリ「ビズリーチキャンバス」を利用すると便利です。
就活していると大小様々な悩みや疑問が湧いてきますよね。
かといって、気軽に質問する時間も知り合いもいない。
そんな時、ビズリーチキャンバスならアプリで手軽に社会人の先輩に相談可能です。
秋採用を目指す学生は、悩んでいる時間ももったいないので、こういった便利なアプリを使って効率的に就活していきましょう。
合同説明会には積極的に参加
多くの学生が就活を終えた夏・秋以降も、合同説明会は行われています。常にアンテナを張り、積極的に参加しましょう。
合同説明会はただ説明を聞きに行く場所ではありません。
説明会を実施するのは企業の人事部です。
説明会で好印象だった学生は、後日見学や勉強会という名目で企業から声がかかることがあります。
説明会自体が選考になっていることを忘れず、積極的に社員の方に質問しアピールしておきましょう。
もうすでに意識されているとは思いますが、説明会で注意することを今一度見直してください。
- 受付では自分からきちんと挨拶
- 資料は両手で受け取る
- 座る位置はできるだけ前の方(質問しやすいのと熱意が伝わる)
- 遅刻は厳禁。遅刻してしまったらきちんと謝罪する
- 友達同士で座っておしゃべりしない。
- 就活用のメモ帳やノートを持参しメモを取る
- 企業研究をまとめたスクラップを持ち込み質問すると印象に残りやすい
- コートやマフラーは建物に入る前に脱ぐ
- エレベーターでも気を抜かない
- アンケート用紙はエントリーシートと同じ。無記名でも氏名・大学・学部・連絡先・自己PRを忘れずに書く
- 質問は必ずする
説明会は必ず一人で参加しましょう。
友達と参加すると本気度が伝わりませんし、評価が大幅に下がる要因になります。
説明会の参加カードの余白には、感想や志望度の高さが伝わるようなメッセージ、感謝の言葉を書きましょう。
たったこれだけで、やっていない学生と差がでますし、熱意が伝わります。
秋採用の企業に複数エントリー
もし就活のスタートが遅く、エントリー数が少なかった学生は、秋採用を目指して複数の企業に全力でエントリーしましょう。
1社1社、結果を確認してから次を受けるようなやり方は、間に合いません。
また、面接はいかに慣れるか?が結果を左右します。
場数を増やして、早めに面接に慣れておかなければいつまでたっても内定をもらえないでしょう。
秋採用する会社は知名度が低くても、優良企業が残っている可能性は大いにあります。
企業も人材確保ができていない状況ですから、積極的に採用していく意向が強いです。
大手並みの条件が揃っている会社もありますので、社名の知名度や会社の規模だけで判断せず、中小企業やベンチャー企業にもエントリーしてみましょう。
なぜこの時期に就活しているの?に備える
8月以降の就活では、企業から「なぜこの時期に就活しているのか?」といった質問をされることが多くなります。
企業側からすると他社で不合格になった理由がきになるところです。
また、就活のスタートが遅れた学生の場合は「遅れたその原因は何?」「就職に意欲的じゃない?」など、マイナスイメージを与えかねません。
8月以降の就活に挑む就活生は、そういった質問がくることを想定し企業が納得するような返答を考えておきましょう。
他人からの評価を受け入れる
就活に苦戦する多くの学生が、自分の思い込みやプライドが就活の邪魔になっていることに気づいていません。
- 自分にこの仕事は向いてない
- 学歴に自信がある
- 自分にふさわしい企業じゃない
- 大企業にこだわる
春から積極的に就活してきたのに1社も取れていない場合は、固定概念や無駄なプライドのが原因で、不合格になっている可能性があります。
自己分析に固定概念が強く入り、世の中から見た自分の評価を見誤ると就活はうまくいきません。
- 他人が自分をどう評価するか?
- 他人から見て自分はどう映っているのか?
固定概念を捨てて、他人の意見や評価を素直に受け入れるようにしましょう。
今まで自分が抱いていた思い込みを解放できれば、「あれ?意外にこの業界自分にあっているかも?」など選択肢も広くなります。
就活のプロに相談する
前項で、世の中から見た自分の評価を素直に受け入れることが大切だと解説しました。
とは言っても、友達や親以外、自分を客観的に評価してくれる人なんていませんよね。親しすぎる人からの評価は、私情が入り社会の評価とはかけ離れてしまいます。
そこで、オススメが、就活エージェントを利用してキャリアアドバイザーに評価してもらう方法です。
就活エージェントは、就活生が無料で利用できる就活支援サービスです。
- 履歴書、ESの添削
- 自己分析の強化
- 志望動機の練り直し
- 面接の練習
- 自分にあった求人の紹介
など、就活で必要な活動を全面的にマンツーマンでサポートしてもらえます。
なかなか内定が取れず焦っている就活生は、なぜ不合格になるのか問題点に気づかないまま就活を続けてしまいます。これでは、いつまで経っても内定は得られません。
キャリアアドバイザーは、企業側の目線であなたが社会からどのように評価されるか、不合格になる要因は何か、改善点を含め的確にアドバイスしてくれます。
1社も内定がもらえず焦っている人は、問題点に気づき改善することで内定にグッと近づくでしょう。
ここで、8月以降も活動する就活生に向いている、就活エージェントをいくつかご紹介します。
●キャリアチケット
キャリアチケットは、大企業からの信頼も厚く内定までのスピードが早い(最短3日)就活エージェントです。
価値観や適性にあった企業を紹介してもらえますので、企業とのマッチ度が高く内定率も上がります。
秋採用にも強く、内定辞退者を補充するための求人が密かに回ってきているケースも多いです。エージェントスキルが高く、人事目線での面接アドバイスは目から鱗。
今までなぜ内定を得られなかったのか要因がはっきりわかります。
●JobSpring
JobSpringは人工知能使ったAIマッチングで自分にあった企業が見つかる就活エージェントです。
自分の適性にマッチした会社を紹介してもらえますので、就職後の早期離職者はわずか0.1%。
秋採用の企業も多く、効率的かつ戦略的に就活を進められます。
就活を進める中で、自分に合う企業がわからなくなっている学生に向いています。
内定まで最短1週間というスピードも頼もしい会社です。HPには就活に役立つコラムがたくさん載っています。
これを読むだけでも価値があるので、秋採用を目指す就活生は目を通しておきましょう。
まとめ
この記事では、就活いつまでにおわってないとやばい?について解説しました。9割の学生は夏までに就活をおえる中、8月以降も就活を続ける学生は意外と多いです。
春に比べて厳しさは増しますが、優良企業も多く絶望的な状況ではありません。
大手企業でも辞退者の補充を行いますし、大手並みの条件が揃っている中小企業の求人もあります。
秋採用を目指す方は、この記事でご紹介した「終わってない人がやるべき6つのこと」を参考に悔いのない就活を続けてください。
就活につまづいたら一人で悩まず、就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談しましょう。
コメントを書く