就活を「つらい」「マジでやめたい」と思う人は多くいますが、実は「就活楽しい!」「ワクワクが止まらない!」と思っている人も一定数いることをご存知でしょうか?
就活楽しい人の中には、「就活楽しいっていうと、おかしいって言われた」「就活なんでみんなつらそうなの?」と困惑している学生もいます。
私は心底「就活つらい!」と思っていた派ですが、友達は「就活楽しい」と言って積極的に行動していました。彼女を見るたび「こんなに苦しい就活を楽しめるってどうしてだろう?私がネガティブだから?」と感じ、劣等感を抱いたものです。
しかし、就活を楽しんでいる人にはそれなりの理由があり共通した特徴を持っています。その辺りを知れば、就活つらいと思っている人も考え方が変わるかもしれません。
そこでこの記事では、就活を楽しいと感じる人の特徴と楽しいと感じる人のワクワクを加速させるおすすめの行動について解説していきます。
就活で楽しいと感じる人の特徴
就活を楽しいと感じる人の特徴は、「内定が決まっているからでしょ?」とか「第一志望の企業に受かっているから」と想像しがちですが、それだけではありません。
他にも様々な理由があり、「就活楽しい」と感じています。楽しいと感じる人の特徴をチェックしていきましょう。
就活に手応えを感じている
就活を楽しいと感じる人の多くが、就活に手応えを感じています。
- グループディスカッションでうまく立ち回れた
- 面接で手応えがあった
- 説明会に参加したら企業から声がかかった
- 内定が決まった
- スムーズに最終面接まで進んだ
このように、企業からの反応がいいので気持ちもやる気に満ち溢れます。もちろん、努力を積み重ねているはずですが、それに対してのレスポンスがいいのでやりがいや達成感も感じられているのでしょう。
結果がついてきていることは、自信につながりますし、物事をポジティブに捉え挑戦する力も湧きます。
色々な人との交流や繋がりに価値を感じる
人事担当者や社会人の先輩、セミナーの担当者など、学生生活では知り会わなかった人との交流を楽しんでいる人は、就活も楽しいと感じています。
人生の先輩から得られる情報は刺激的で、学びも多いでしょう。
また、就活生仲間を作り情報交換するなど、人脈が広がることに価値を感じています。
就活を成長できる機会と捉えている
就活を楽しいと感じている人の中には、就活は通過点であり成長する機会と捉えている人もいます。
就活が楽しいと思う人でも、きっと就活中、「自己分析難しい」「業界選び、わからない」と難しい局面に立たされたこともあるでしょう。
そこを乗り越えた時、「よし!自分レベル上がった!」「よくやった!自分」と思える人は就活の中でも自分の成長を楽しめているのです。ゲームでいうレベル上げの状態でしょう。
就活で内定が決まるのはゴールではありません。就活がつらいと視野が狭くなりなんとか内定が欲しいと、思ってしまいます。そうではなく、就活を成長できる機会と捉え活動している人は、つらさの中にも楽しさを見つけられています。
息抜きができている
就活を楽しんでいる人は、適度に息抜きができています。「つらいと思ったら思いきって休む」「気分転換をする」「落ち着く場所に身を置く」など、心を休ませるポイントを知っています。
必要以上にストレスを溜め込まず、発散ポイントをわかっているので、メンタルを保てています。
働くことへの意欲が高くワクワクしている
「就活はつらいけど早く社会人になってバリバリ仕事したい」「働くことが楽しみで仕方ない」「憧れの職業に就くチャンスにワクワクしてしまう」など、働くことへの意欲が高い人は、就活を楽しめています。
こういう方にとって就活は、夢や目標を叶える通過点にすぎませんので、あまりネガティブに捉えていません。それより、将来へのワクワクの方が大きいので、つらいことでも乗り越えるパワーがあります。
目標が定まっている人、なりたいものへの意欲が高い人は、就活に対してもステップアップの1つだと考えていることが多いです。
就活が楽しい人におすすめの行動
それでは最後に、就活を楽しいと思っている人へもっとワクワク楽しめる行動をご紹介します。今以上に世界が広がり、視野も大きくなるでしょう。
すでに内定が決まっていたとしても、今のこの時期は二度と帰ってきません。余裕があれば、ぜひこれからご紹介する行動を参考に、積極的に活動してみてください。
社会人になった時にもきっと役立つ経験になります。
仲間を作り情報交換
就活では同じ大学以外の学生と交流する機会も多くあります。志が同じ仲間や志望業界が同じ仲間との情報交換は、有意義な時間となるでしょう。
また、全く違い業界を目指す就活生との関わりも刺激が多く、楽しいです。
知らなかった情報や仕事を知るきっかけになります。「あれ?もしかしたらそっちの業界も面白そうだな」と新しい発見もあるでしょう。
社会人になってからも交流が続くことも多いので、いつか一緒に仕事をする日がくるかもしれません。
人脈作りの1つとして、異業種の人たちと関わっておくのもおすすめです。
スカウトサービスを使う
すでにご存知かもしれませんが、逆求人サイトと呼ばれるスカウトサービスも面白いですよ。スカウトサービスは、プロフィールを登録しそれを見た企業がオファーをくれるサービスです。例えば、学生利用率NO.1スカウトサービスOfferBox(オファーボックス)では、思っても見なかった業界や一流企業からのスカウトがあると評判です。
通常の就活では、企業側にオファーを出すのは学生です。スカウトサービスはその逆ですから、どんな企業からスカウトされるのか、ワクワクします。
ヤフーニュースにも最新の就活トレンドとして、逆求人が取り上げられていました。
就活も時代とともに形を変えてきています。
企業が学生を「選ぶ」時代から、「選ばれる」時代へ。人材獲得競争は激しさを増しています。一般的な合同説明会とは異なり、企業が学生にアプローチする形式の就活イベント「逆求人フェスティバル」。今年の参加企業は、400社を超えています。#逆求人 #就活 #Yahooニュースhttps://t.co/CCw7szANUw pic.twitter.com/dObgioJIM8
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 17, 2018
セミナーや説明会へ参加する
会社説明会やセミナーは、社会人と接する大チャンスです。説明会やセミナーは企業の人事部の社員であることが多く、面接や書類選考を行う人たちと直接触れ合う機会です。
セミナーや説明会は選考に影響しないと言われていますが、実はそうではなく何パーセントかの学生は、企業から直接声がかかっています。
社長がきていることも多く、フリータイムが設けられ直接質問したり、交流できることも多いです。志望熱意や意欲をアピールできるチャンスなので、積極的に参加しておきましょう。
OG・OB訪問で社会人と接する
様々な人と関わり、情報を得たい人は、OG・OB訪問もおすすめです。
ここ最近、OG・OB訪問する学生は減っています。しかし、社会人の生の声を聞ける絶好の機会です。社内の雰囲気もわかりますし、どのような人が働いているかを知るチャンス!。
コロナ過の影響で直接訪問することが難しくなっている今、OB/OG訪問ネットワーク【ビズリーチ・キャンパス】を利用して、ネット上でOG・OB訪問することも可能です。
就活の悩みや企業への疑問も、OG・OBに答えてもらえます。業界の動向や志望企業の傾向など就活に役立つ情報をもらいましょう。
インターンシップへ参加
就活が楽しい方は、インターンシップに参加して「就活をさらに楽しむ」方法もあります。実際に働いてみる経験は、本やネットでは得られない情報ですし貴重な体験です。
短期間でも参加メリットは大きく、社会人の先輩と接する数日間は大きな実りある時間になることでしょう。逆に、本当の業界を知る機会にもなります。
働いてみれば、「思っていたような感じと違った」など、想像とのギャップを埋められます。入社してみないとわからない状況で受けるより、インターンシップでしっかり業界のことを理解した上で受けるのとでは、心持ちも違います。
また、インターンシップでは早期採用の試験に声をかけられることもありますので、就活生にとって大チャンス。課題も与えられ、やりがいのある時間ですからぜひ参加してみましょう。
まとめ
この記事では、就活を楽しいと感じる人の特徴について解説しました。「つらい!」と言われる就活を楽しんでいる人は、目標があり就活を通過点とらえている人が多いように感じます。
内定が決まるなど、頑張ってきたことが報われた時に「楽しい」と感じている人もいます。
自分が成長する機会と考え、ポジティブに行動している人は、つらい中にも楽しさを見つけ出しているようです。就活が楽しいと感じている人は、「セミナーや説明会に参加し社会人と接する機会を増やす」「就活仲間と情報交換する」など、有益な時間を作ってみてください。
決して、楽しいと思えない就活を楽しむ努力は、社会人になってからも役立ちます。
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