新型コロナウイルスの影響から需要が減ったスーツですが、就活を始めるうえでスーツを用意しないわけにはいきませんよね。
しかし、今まで自分で買った経験がないと「どんな就活スーツなら面接での印象がいいの?」「色やネクタイなどのデザインはどんなものがいいの?」など、分からない点があるでしょう。
そんな就活スーツは、選び方ひとつで見た目の印象が大きく変わります。就職活動を上手く進めるためには重要な要素です。
そこで今回は、おすすめの就活スーツをご紹介します。よくある悩みや色やネクタイなどの選び方についてもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
おすすめの就活スーツ
まずは、おすすめの就活スーツをご紹介します。
ザ・スーツカンパニー
1つ目のおすすめ就活スーツは「ザ・スーツカンパニー」です。
コスパが抜群によい就活スーツの代表格。価格帯は「1万9,000~2万8,000円程度」と非常にお手頃となっています。
それでいて生地やシルエット、着心地は抜群。10代後半~20代の就活生に合った、スリムな着こなしを実現してくれます。
スーツセレクト
2つ目のおすすめ就活スーツは「スーツセレクト」です。
2007年に、デザイナーの佐藤可士和氏の総合監修によって誕生したスーツブランド。軽量感があり、非常に動きやすいのが特徴です。
移動が多い就活活動には、心強い味方となってくれるでしょう。
価格帯は「1万8,000~3万8,000円程度」と就活生には最適な設定。シルエットも若者ならではのスッキリした印象なので、どんな人にも着やすくなっています。
AOKI(アオキ)
3つ目のおすすめ就活スーツは「AOKI(アオキ)」です。
街中でも目にする機会が多いブランド。全国に500店舗以上を構えていて、店頭に並ぶスーツの量も群を抜いて多いのが特徴です。
また、価格帯は「2万9,000~5万9,000円程度」と比較的お手頃。
店舗が多いため、気軽にお店に足を運びやすいのも魅力的ですよね。
もちろん、知名度の高さだけでなくスーツの質も抜群。初めてスーツを着る方でもスマートな着こなしができます。
就活スーツに関するよくある悩み
続いては、就活スーツに関する定番の悩みについて解説します。
何色を着ればいいの?
1つ目は「何色を着ればいいの?」という悩みです。
スーツには黒やグレー、ネイビーなど様々な色があります。就活では、どの色がいいのか悩む方が多いようですね。
結論を言ってしまうと、就活スーツで最も人気が高いのは「ブラック」です。
ブラックなら、洗練されたシャープなイメージをかもし出すため、面接でもよい印象を与えられます。
また、就活生の大半がブラックを着用しているため、周囲の人の中で浮いてしまうという心配がありません。
ちなみに、ブラックの次に人気なのがダークネイビーで、その次がダークグレーです。
予算や相場は?
2つ目は「予算や相場は?」という悩みです。
就活スーツは、普段着とは違い価格帯や相場が分かりにくいですよね。初めて買うときは、いくらくらいの予算を用意すればよいのか悩んでしまうでしょう。
確かに、就活スーツはブランドなどによって価格帯が違います。
- 激安ブランド:8,500~15,000円
- お手頃ブランド:15,000~30,000円
- 一般的なブランド:30,000~40,000万円
- 高級ブランド:40,000円以上
あまり安いブランドだと、すぐシワができるためNGです。だからと言って、お金のない就活生が高級ブランドを選ぶのは難しいのが実情でしょう。
そのため、ひとまず「3万円前後」を目安に考えてください。
このくらいの金額なら、就活生でも手が出しやすいうえに、見た目も綺麗なものが手に入ります。
どんなデザインがいいの?
3つ目は「どんなデザインがいいの?」という悩みです。
スーツ一言で言っても「シングル」や「ダブル」。ボタンも「2つ」や「3つ」など様々なデザインがあります。生地も、「無地」と「ストライプ」などの柄が入ったものがあるため、どれがよいか迷いますよね。
もし、あなたがどんなデザインの就活スーツがよいのか迷っているなら、ジャケットはシングルでボタンは2つ、生地は無地のものを選んでください。
中でもシングルで無地という2点はマストです。
ボタンは3つでも問題ありませんが、近年は2つがトレンドなので、こちらを選ぶ方がよいでしょう。
この3点を押さえていれば、基本的にハズレはありません。あとは、色やネクタイなどの組み合わせに気を配ればOKです。
就活スーツに合わせるファッションのポイント
最後は、就活スーツに合わせるファッションのポイントについて解説します。
インナー
1つ目のファッションのポイントはインナーです。
ジャケットの下にはワイシャツ。ワイシャツの下には肌着を着るのが一般的です。
ワイシャツは「白の無地」を選んでください。
肌着は、色や柄があるとワイシャツから透けて見えるため、やはり「白の無地」を着るとよいでしょう。もしくは「ベージュ」も、肌の色と同化して透けにくいためおすすめです。
ネクタイ
2つ目のファッションのポイントネクタイです。
就活スーツに合わせるネクタイは、無地・ストライプ・小紋柄などがおすすめ。色は、どれを選ぶかによって、与える印象が異なります。
- 紺・青系:知性や信頼感を与える
- 赤・エンジ系:やる気や情熱を与える
- 黄色系:社交性や華やかさを与える
ただし、明るすぎる色や季節感がない色だと印象が悪くなります。落ち着いた色合いのネクタイを選んでください。
靴
3つ目のファッションのポイントは靴です。
就活スーツに合わせるシューズは、ブラックの紐靴がおすすめ。つま先には飾りなどがないシンプルなものがよいでしょう。
具体的には、以下のようなビジネスだけでなく冠婚葬祭でも履ける「ストレートチップ」が最適です。
面接官は、足元までしっかりチェックしているため、「靴はなんでもいいか」といい加減にならず最適なものを選んでください。
靴下
4つ目のファッションのポイントは靴下です。
靴が黒色を選ぶため、靴下は靴のカラーと喧嘩しない黒や濃紺を選んでください。
白や原色系になると、黒い靴と喧嘩してしまい印象が悪くなります。柄なども入っていない無地を選べば失敗する心配はありません。
コート
5つ目のファッションのポイントはコートです。
夏場であればコートは不要ですが、冬場はスーツだけだと寒くて辛いでしょう。だからと言って、普段着のコートを着るのはNGです。
就活スーツに合わせるコートの色は、ブラック・ネイビー・ダークグレー。デザインは、柄や装飾がない「ステンカラーコート」か「トレンチコート」を選んでください。
ダッフルコートやダウンコートはカジュアル過ぎるためNGです。
ちなみにコートは、会社や説明会会場の入り口で抜いて、腕にかけるようにして持ち運んでください。
まとめ
今回は、就活スーツの疑問やコーディネートのポイントについて解説しました。
就活では見た目の印象が大切。スーツ選びひとつで、あなたの印象はもちろん合否の結果にも影響を及ぼす可能性があります。
これは、言い換えるとスーツ選び次第で印象がよくなって、就職活動がスムーズにいく可能性があるというわけです。
本記事を参考に、あなたにピッタリの就活スーツを選んで、厳しい就職活動を勝ち抜いてください!
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