アウトドアをより一層楽しむために車中泊をしてみたいと思っても「いざという時に電力が尽きてしまったらどうしよう…」と、不安に感じていませんか?
ポータブル電源があれば、安定した電力供給が確保できるので、心配はいりません。
本記事では、ポータブル電源の便利な使い道や、車中泊におすすめの大容量モデルを紹介します。
「気温の低い夜は、電気毛布を使いたい」「車で充電できるポータブル電源はある?」といった疑問にもお答えしていきます。
最後まで読めば、最高の車中泊体験ができる可能性が高まるはず。ぜひ参考にしてみてください。
車中泊にポータブル電源はいらない?電源なしで大丈夫?使い道。電気毛布・ヒーターなど
ポータブル電源は高い買い物なので、購入を迷う方も多く「車中泊にポータブル電源はいらない?」と疑問を持つ声もあります。
しかし、実際に使ってみると「もう手放せない!」と思うほど役に立つアイテム。
車中泊でのポータブル電源は、以下のようなシーンで役に立ちます。
【車中泊でのポータブル電源の使い道】
- スマートフォンやタブレットの充電
- ノートパソコンやカメラの電源供給
- LEDランタンや電気毛布の使用
- 小型冷蔵庫や電気ポットの稼働
- ポータブルファンやヒーターでの温度調節
汎用性と信頼性に優れたポータブル電源は、アウトドアの幅広いシーンで大きな強みとなります。
実際に、多くの体験談がブログや口コミで紹介されているので、購入に迷ったら読んでみるのもいいでしょう。
(前略)週末、車中泊に持ち込んで60wの電気敷毛布を夜20:00から翌朝6:00まで設定温度(中)で10時間使用して73%の残量。ひと晩、ファンが作動することはなかった。これなら電気ポットやIHヒーターなどを使用しても車中泊なら充分なパワーを持っている。(中略)これからいろいろなシーンで使用したいと思います。
引用元:みんなのレビュー
車中泊におすすめのポータブル電源:電気毛布も使える大容量
一般的な電気毛布は、1時間あたり50Wの電力を消費します。そのため、電気毛布を1枚使う場合は、少なくとも300〜350Whの電源が必要です。
こちらでは、他の家電と一緒に電気毛布も使える、高出力・大容量なポータブル電源を紹介します。
①Jackery(ジャクリ)
ジャクリは「どこでも誰にでもグリーンエネルギーを」を理念に掲げる米国の会社です。
2016年に業界で初めてアウトドア向けのポータブル電源を開発。これまでに世界中で200万台以上を売り上げ、キャンプを愛する人々からの支持を集めています。
数ある製品の中でも、1,000Wh〜3,000W以上のポータブル電源が豊富です。
出力が安定しているので、冷蔵庫や照明等の家電を使用しながらでも、電気毛布を同時に接続できます。
会社名 | 株式会社Jackery Japan |
所在地 | 東京都港区 |
大容量を求める方におすすめの製品 | Jackery ポータブル電源 1500 Jackery ポータブル電源 2000 Plus など |
②PowerArQ(パワーアーク)
パワーアークは、加島商事株式会社が展開する日本発のブランド。日本の高い製造基準による安全性と、サポート力が特徴です。
何かあったときには日本語のサポートを受けられるので、アウトドア初心者の方も安心して利用できます。
パワーアークのポータブル電源は、デザインのセンスが抜群。多機能でスタイリッシュなデザインが注目を集めています。
数ある製品の中でも、電気毛布を使用する場合には「PowerArQ Pro」を選びましょう。シリーズ史上最大の容量を誇り、多くの電化製品に使用できます。
会社名 | 加島商事株式会社 |
所在地 | 福岡県筑紫野市 |
大容量を求める方におすすめの製品 | PowerArQ Pro |
③EcoFlow(エコフロー)
エコフローは「環境に配慮したクリーンな電力を提供する」を使命に掲げ、誰もが利用しやすい製品を開発しています。
さらに、耐久性に優れた製品と最大5年の保証期間により、安心して長期間利用できます。
主なラインナップは、フラグシップ製品であるDELTAシリーズと、軽量ポータブル電源のRIVERシリーズ。
特に、DELTAシリーズはタイム誌の2021年のベスト発明品に選ばれ、その品質と革新性が国際的に認められています。
バッテリー容量は3,600Wh〜21.6kWh、最大出力は3,000Wとなっていますので、電気毛布を使う際にも便利です。
会社名 | EcoFlow Technology Japan株式会社 |
所在地 | 東京都江東区 |
大容量を求める方におすすめの製品 | DELTAシリーズ |
車中泊におすすめのポータブル電源:安い・車で充電可能
安く手軽に購入したい方へ、おすすめのメーカーを3社紹介します。
車でポータブル電源を充電できるので、天候や時間に関係なく活躍します。
①LiTime(リタイム)
リタイムは、2018年に設立した中国の企業のブランドです。2022年に旧ブランド名であるアンペアタイムから名称変更されました。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー等の製造・販売に力を入れており、ポータブル電源に関する幅広い知識を持っています。
キャンペーンを頻繁に実施しており、過去には以下のイベントが実施されました。
- 地球の日限定セール(4月15日~30日)
- 周年記念キャンペーン(8月15日~8月31日)
ブラックフライデーや限定キャンペーンは、予告なしに開催される場合もあります。
最新情報は公式サイトからチェックできるので、安く買いたい方は確認してみましょう。
会社名 | Starrysea Co., Limited |
所在地 | 香港 |
価格帯 | 25,000円~ |
②Pecron(ペクロン)
2012年の設立以来、クリーンエネルギーを世界に広めるために、先端技術を駆使した製品開発に取り組むペクロン。
大容量・高出力を実現しながら、低価格のポータブル電源を提供しています。
中でも最も安いのは「PECRON P600 ポータブル電源」。578Whのバッテリー容量を備えており、防災用品として1台持っておくと心強いアイテムです。
横280cm、縦225cmのコンパクトなサイズに加え、重さは約5.9gと、子どもや女性でも携帯できます。
庭先でのバーベキューや、ちょっとしたアウトドアシーンに活躍するでしょう。
会社名 | PECRON TRADING (HK) CO., LIMITED |
所在地 | 中国 |
価格帯 | 37,000円~ |
③BLUETTI(ブルーティ)
ブルーティは、パワーオーク社の優れた技術力を集結して誕生したポータブル電源ブランドです。
持ち味は、高品質と信頼性。製品は自社の製造ラインで一貫して作っており、品質管理に余念がありません。
さらに、自社製造である強みを活かして、最新技術を搭載した製品をいち早く市場に送り出しています。
新製品が発売される際には「早割りキャンペーン」が実施されるケースがあります。最新性能が詰まったポータブル電源を安く使いたい方は、早めに確認しましょう。
会社名 | 株式会社ブルーティパワー |
所在地 | 東京都千代田区 |
価格帯 | 29,800円~ |
ポータブル電源車中泊に関するQ&A
ポータブル電源を車中泊で使う際には、容量や充電方法が気になるところです。
こちらでは、よくある質問をまとめました。
車中泊に必要なポータブル電源の容量はどのくらい?
車中泊で使用する電化製品は、以下の電力を消費します。
電化製品 | 消費電力 | 使用可能時間・回数(約) |
スマートフォン | 18W | 55回 |
パソコン | 30W | 33回 |
小型テレビ | 60W | 16時間 |
ライト | 5W | 200時間 |
小型冷蔵庫 | 60W | 16時間 |
小型扇風機 | 20W | 50時間 |
電気毛布 | 55W | 18時間 |
参照元:ジャクリ公式サイト
これらの家電を同時に使用するなら、1000Whを超える容量のポータブル電源を選びましょう。キャンプや車中泊だけでなく、非常時の備えにもなります。
ポータブル電源を車で充電する方法は?
ポータブル電源を車で充電する方法は、難しくありません。
以下の手順を参考にしてみてください。
【ポータブル電源を車で充電する方法】
- 車のシガーソケット用充電器を用意する
- ポータブル電源に対応する充電ケーブルを確認する
- 車のエンジンを始動させる
- シガーソケットに充電器を差し込む
- 充電ケーブルで充電器とポータブル電源を接続する
車でポータブル電源を充電する際は、車のバッテリーに合った充電器を選び、エンジンをかけた状態で充電してください。
メーカーによって手順が異なる場合があるので、よく確認しましょう。
まとめ
災害時はもちろん、アウトドアの際にもその価値を発揮するポータブル電源。
車中泊をさらに快適にするためには、車の電源を利用して手軽に充電できる機種を選び、持ち運びやすい大きさの製品を購入するのがポイントです。
また、容量は1000Wh以上の大容量タイプであれば、他の家電と同時使用できるので安心です。
車中泊で利用する家電との相性や活用シーンに合ったモデルを選び、快適なアウトドア体験を実現させましょう。
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