「おまとめローンのデメリットは?多めに借りることはできない?」
「おまとめローンを利用するとクレジットカードが使えなくなるの?」
これからおまとめローンを利用するつもりの方は、このような悩み・不安はありませんか?知識が浅いままおまとめローンを利用して、経済面が悪化するのは避けたいですよね。
本記事では、おまとめローンのデメリット・メリットをはじめ、審査に通りやすいおすすめの業者やよくある質問をまとめています。
おまとめローンで完済の目処を立てたい方・圧迫した家計を抜け出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
おまとめローンのメリット・デメリット!クレジットカード使えなくなる?東京スター銀行・アイフル・知恵袋など
おまとめローンでクレジットカードの残債をまとめると、クレジットカードを解約しなければならず、以降そのカードは使えなくなります。
このほか、おまとめローンを利用するにあたってのデメリットは以下の通りです。
- 新たに借入できない
- 審査が厳しい傾向にある
- 支払総額が増える可能性がある
おまとめローンを利用するか冷静に判断するためにも、一緒にデメリットをチェックしていきましょう。
多めに借りるなど追加の借入は不可
おまとめローンは基本的に返済専用なので「今月の支払いがピンチ!」という状況でも、追加で多めに借りることはできません。
そもそもおまとめローンは借金完済を目的とした商品であり、用途に応じて限度額以内のお金を何度も借入できるカードローンとは異なるためです。
借金完済に集中したい方にとっては問題ありませんが、今後住宅ローンや自動車ローンを組む予定がある方・急に資金が必要になる可能性がある方にとってはデメリットと言えます。
審査が厳しい傾向にある。アイフル・東京スター銀行など
銀行は、金融庁が定期的に実施する金融検査の対象となっているため、審査が厳しい傾向にあります。
返済額や管理の負担を減らすために東京スター銀行やアイフルなどの銀行や大手消費者金融のおまとめローンを利用しても、審査に落ちる可能性が高いです。
また、銀行が提供するおまとめローンにおいては、金利の引き下げが義務付けられていないので、ローン一本化による低金利は約束されていません。
おまとめローンを検討しているなら、改正貸金業法により金利の引き下げが義務付けられている消費者金融やおまとめローン専用業者を利用した方が賢明です。
金利や利息により支払総額が膨らんでしまう可能性がある
もともと金利が低い商品をおまとめローンで一本化すると、金利や利息が増えて、支払総額が膨らんでしまう恐れがあります。
特に、低金利が魅力である銀行カードローンを一本化しようとしている方は要注意です。
返済負担を軽減するために月々の返済額を少額にした場合、結果として返済期間が長くなり、その分金利や利息が重なっていくのもデメリットと言えるでしょう。
600万円のおまとめローンに成功!3つのメリット
おまとめローンには、前述したデメリットに対しメリットもあります。
- 600万円のおまとめローンに成功する可能性がある
- 毎月の返済負担を軽減できる
- 返済日と返済方法が統一され管理しやすくなる
おまとめローンの悪い点だけでなく、嬉しいメリットにも目を通したうえで利用を検討しましょう。
限度額以内であれば600万円のおまとめローンも成功する可能性がある
前提として、おまとめローンは総量規制の対象外です。このため、借入本数・借入額が多くても、限度額以内であれば600万円のおまとめローンに成功する可能性はあります。
ただ、600万円という金額は決して安くはありません。金額が高額であればあるほど、おまとめローンの審査も厳しくなるでしょう。
以下のポイントをクリアしている場合、600万円のおまとめローンに成功する可能性がより現実的なものになります。
- 勤続年数が長い
- 収入が安定している
- 複数の金融機関に同時に申し込んでいない
複数の借入があっても問題ありませんが、重要なのは同時に申し込んでいないことです。同時申込は「焦燥感」と捉えられ、経済的な余裕がないと認識されてしまいます。
複数のローンを一本化することで毎月の返済負担を軽減できる
複数のローンが高金利なら、おまとめローンで一本化することによって金利や利息が下がり、毎月の返済負担が軽減されるのはもちろん、支払総額も抑えられます。
デメリットでも触れましたが、改正貸金業法に基づき、大手・中小の消費者金融やおまとめローン専門業者では金利の引き下げが義務付けられています。
「毎月の返済で家計が苦しい」と悩んでいる方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
返済日・返済方法がまとまり管理しやすくなる
おまとめローンは、複数の借入を一つにまとめる商品です。一本化により金利・利息・支払総額の軽減が見込まれるだけでなく、返済日や返済方法の管理が簡略化されます。
複数の借入先に返済する日にちと方法がバラバラだと、返済期限や手数料のかからないATM、どこに返済してどこに返済していないのかなどが曖昧になってくるでしょう。
おまとめローンは、思考的な負担を減らせる点も嬉しいメリットです。
審査通りやすい!おまとめローンのおすすめ3社
審査に通りやすいと言われているおまとめローンのおすすめ業者を3社ピックアップしました。
- 中央リテール
- 首都圏キャッシングサービス
- いつも
中央リテール:有資格者のアドバイザーが在籍
おまとめローンを専門とする中央リテールには、国家資格を保有するアドバイザーが在籍しています。
このため、おまとめローンに詳しい人に相談しながら、安心安全に利用を検討したい「慎重派」の方におすすめです。
おすすめ3社のうち、実質年率の上限が最も低く設定されています。最短2時間で完了する審査のスピードや手軽さも魅力と言えるでしょう。
実質年率 | 10.95〜13.0% |
利用限度額 | 500万円まで |
返済期間・回数 | 最長10年・120回 |
融資までの期間 | 最短1日 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
首都圏キャッシングサービス:パート・アルバイトの方におすすめ
首都圏キャッシングサービスは、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県を対象とした返済専用のおまとめローンです。
「利息のせいで残高が減らず、完済できそうにない」「毎月の返済額を少しでも減らしたい」と悩めるパート・アルバイトの方に勧められます。
おすすめ3社の中で最も利用限度額が多いので、600万円や800万円など、高額のおまとめローンに挑戦したい方にも向いているでしょう。
実質年率 | 7.3〜15.0% |
利用限度額 | 100万円〜2,000万円 |
返済期間・回数 | 30年以内・360回以内(1ヶ月単位) |
融資までの期間 | 最短即日 |
担保・連帯保証人 | 原則不要 |
いつも:WEB完結でプライバシー遵守
いつものおまとめローンなら、WEB完結により第三者にバレるリスクがほぼありません。
いつの間にか増えてしまった負債を、誰にも知られることなく一本化して返済を楽にしたい方におすすめです。
自宅・勤務先への電話もなく、同意なしに郵送物が送られてくる心配もないため、安全な環境でローン完済を目指せるでしょう。
実質年率 | 4.8〜18.0% |
利用限度額 | 1万円〜500万円 |
返済期間・回数 | 2ヶ月~5年・2~60回 |
融資までの期間 | 最短翌日 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
絶対通るおまとめローンや審査通りやすい銀行はある?
結論、絶対通るおまとめローンはありません。
これは、貸金業法第13条において審査が義務付けられており、結果によっては落ちる可能性があるからです。
おまとめローンの審査に通りやすい銀行としては、千葉銀行・横浜銀行・みずほ銀行などが挙げられます。
ただ、審査に通りやすいかどうかで判断するなら、スコアリングが厳しい銀行よりも、柔軟な審査を行ってくれる消費者金融のおまとめローンを利用したほうが良いでしょう。
おまとめローンは住宅ローンに影響する?
おまとめローンを利用していると、住宅ローンを組んで購入する家の予算に影響します。
というのも、おまとめローンの月々の返済額が、住宅ローンでの借入可能額を少なくしてしまうためです。
おまとめローンをはじめとした借金が一切ない方と比べると、希望するマイホームの選択肢が狭まるのは避けられません。
とはいえ、おまとめローンを利用しているだけで「住宅ローンを組めない」「審査に通らない」というわけではないので、その点は安心しましょう。
まとめ
本記事で解説したおまとめローンのデメリットとメリットは、以下の通りです。
デメリット | メリット |
・追加の借入が不可能 ・銀行のおまとめローンは審査が厳しめ ・場合によっては支払総額が増える ・クレジットカードが無効になるリスクあり | ・月々の返済負担が緩和される ・返済の管理が簡単になる ・600万など高額のおまとめローンに成功する可能性あり |
貸金業法第13条に基づき、絶対通るおまとめローンはありません。比較的審査に通りやすい消費者金融やおまとめローン専門業者の利用を検討するのが得策です。
銀行のおまとめローンは審査が厳しい傾向にあるので、注意しましょう。おまとめローンを賢く利用して借金の負担を減らし、完済を目指してみてください。
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