「ちゃんと準備したはずなのに、面接ではうまく言葉がまとまらない・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
面接は独特の雰囲気があるので、普段通りに話すのはとても難しいですよね。
しかし、言葉がまとまらないのには他にもたくさんの原因が挙げられます。
今回は、面接で言葉がまとまらなくなってしまう理由とその対策についてご説明します。
面接で悩んでいる人は、本記事を参考すると今後やるべき対策がはっきりすると思います。
面接で言葉がまとまらない理由
普段はコミュニケーションが好きなのに、面接になると言葉がうまくまとまらなかったり、日本語がちぐはぐになってしまう・・と悩む人は多いです。
ここではそんな人にありがちな、面接で言葉がまとまらない原因をご説明します。
緊張しすぎる
面接で頭が真っ白になってしまったり、話したいことを忘れてしまったり…という人は、過度に緊張しているかもしれません。
緊張すること自体は悪いことではありませんし、だれでもすることです。面接のように誰かに評価される場では、特に緊張しますよね。それは、失敗してはいけないと思ったり、相手にうまく見せようということばかりに意識が行ってしまうからです。
その結果、話の内容に集中することができなくなってしまい、うまく話が繋がらなくなってしまいます。
言いたいことをまとめきれていない
言いたいことをまとめきれていない人は、言葉がまとまらずだらだらと話し過ぎてしまう傾向にあります。
だらだら話しすぎてしまうのは、伝えたい内容が頭の中で整理できていないということです。そのため、必要以上に細かく話しすぎてしまったり、不必要なことも話してしまいます。また、だらだら話してしまうと、話の全体的な流れが見えづらくなってしまうので、面接官に一番伝えたいことが伝わらりづらくなってしまいます。
丸暗記したことをそのまま喋ろうとする
丸暗記してきたことを言おうとすると、言葉が詰まってしまったという経験のある人もいるかもしれません。
丸暗記がうまくいかないのは、覚えてきたことを思い出そうとすることばかりに意識が行ってしまい、ちゃんと思い出せず言葉がちぐはぐになってしまうためです。
面接の場では誰もが緊張するので、普段ならすんなり頭から湧き出てくる記憶を引き出すのにも時間がかかってしまいます。そのため、事前に話したい内容を考えていても、それを忘れてしまうということはよくあることです。そのため、話したいことをすべて覚えるのは非常に難易度が高いので、やめたほうがいいです。
自分に自信がない
自分に自信を持てていない人は、言葉がしどろもどろになりがちです。
自信が持てていないと、面接官の反応や評価を気にしすぎてしまうからです。
その結果、相手の求めている人物像に自分をあわせようとしてしまったり、自分の用意した話の内容自体に自信をなくしてしまいがちです。
これでは、面接官にも自分軸がブレブレであることを見透かされてしまいます。
面接の場では、皆さんの思いの丈を素直に相手にぶつけることが一番皆さんも話しやすいですし、評価もされやすいです。自信を持つのはそう簡単ではないかもしれませんが、相手の反応を気にせず、自分の軸を貫き通して面接官に思いをぶつけることを心がけてください。
面接で言葉がまとまらない時にやるべきこと
ここでは、面接で言葉がまとまらず、悩んでいる就活生の皆さんに試してほしい方法をご紹介します。
緊張をほぐす方法を見つける
面接で過度に緊張してしまう人やあがり症の人におすすめなのは、緊張をほぐす方法を見つけることです。
緊張をほぐす方法は沢山ありますが、ここでは筆者が試して効果があったものをいくつか紹介します。
・部屋に入るときに大声で挨拶する
・アイスブレイクとして、自己紹介で自分らしさを出せる話をする
・首や肩を回したり、背中をほぐす
・深呼吸する
・「〇〇面接、ラッキー!」と百回唱える
最初の二つはペースを自分で作っていく方法、次の二つは呼吸を整えたり筋肉を緩めてリラックスする方法、最後のものは「面接=緊張する、苦手」というマインド自体を変える方法です。簡単なものも沢山あるので、是非やってみてください。
事前に話すことをまとめておく
話がだらだら長くなってしまう人や論理立てて話すことが苦手な人は、事前に話すことをまとめておきましょう。
まとめるときのポイントは、①要点から話すことと、②誰にでも理解できるように話すことです。
まず、要点から話すことで、面接官が話の全体像を把握しやすくなります。面接官の頭の中にフレームを与えてあげるイメージです。例えば、「学生時代に頑張ったこと」を聞かれたら、まずはじめに「バレー部のキャプテンとしてチームを引っ張り、二部昇格を達成したことです」というように概要を話してから具体的な内容を話します。
また、面接は一つのコミュニケーションなので、相手に伝わりやすいように話すことも必要です。例えば、先ほどのバレー部の例で言うと、二部昇格がどれくらい凄いのか、バレーを知らない人にはわかりません。そのため、「OO校のうち上位O校が入れる二部」という風に、知らない人にもわかるように説明しましょう。このような配慮ができていると、面接官も話を理解した上でより深い質問をスムーズにすることができます。また、相手に配慮したコミュニケーションができると思われます。
キーワードで覚える
先ほどもお話ししたように、面接での丸暗記はお勧めできません。
なぜなら、丸暗記は覚えるのが大変な上に、伝えたいことを思い出すことに必死になってしまい、自然な会話の’間’や相手とのアイコンタクトなどの非言語コミュニケーションがおざなりになってしまうからです。その結果、面接官との意思疎通が上手にはかれなくなってしまいます。
そのため、伝えることをまとめたら、それらを大体頭に入れ、キーワードで覚えるようにしましょう。
キーワードとは、「これだけは絶対に伝えたい」というワードのことです。例えば、自己PRで「私は常に問題意識を持って物事に取り組みます」ということを言いたかったら、「問題意識を持って」だけを覚えれば、文章をその場で組み立てても言いたいことが伝わります。
このように、最低限のことだけを覚えてあとは本番の自分に身を任せるようにしましょう。
鏡の前で練習する
面接は独特の緊張感がありますよね。
そんな雰囲気が苦手な方は、鏡の前で面接練習をしてみてください。
すると、誰かと話しているような緊張感を感じることができます。
また、鏡で自分の姿を観察することで、「思ったより無愛想だな」「自信なさげだな」という風に自分の話し方や表情を客観的に知ることができます。
そのため、鏡を使うと印象よく話すことのトレーニングにもなります。
自己分析を深める
上手く言葉がまとまらない・・という人は、もしかしたら自己分析が甘いのかもしれません。
自己分析がしっかり詰められていないと、話しながら自信をなくしてしまったり、企業の求める人物像に合わせに行ったり・・ということになりがちです。
その結果、話の一貫性がなくなり、言葉がまとまらなくなってしまうのです。
思い当たりのある方は、自己分析をもう一度振り返りましょう。自信を持って「私はこういう人間だ」と思えるまで、深めていくのです。
また、自己分析が上手く進まない人は、周りの人と一緒にやったり、周りの人から見たあなたの印象を聞くこともおすすめです。
企業理解を深める
自信を持って「私は御社に入って活躍したいです!」ということを伝えるためには、企業理解が欠かせません。
企業理解をしっかりと行っている学生ほど、企業の価値観を理解した上で選考に臨んでいるので、自分の価値観が企業とどうマッチしているのかを自信を持って、わかりやすく伝えることができます。
特に、志望動機がうまく伝えられない方は企業理解が甘い可能性が高いです。
インターネットやパンフレットに載っている情報を把握することはもちろん大切ですが、OB・OG訪問やインターンシップを通して実際に働かれている社員の方々にお話を聞きにいきましょう。
就活のプロに相談する
面接で悩んでいる学生に一番おすすめしたいのが、就活のプロに相談することです。
就活エージェントを使うと、就活のプロであるキャリアアドバイザーに無料で相談をすることができます。
なぜこれがお勧めかというと、自己分析や面接の対策を一緒に行ってくれるからです。
就活エージェントでは面接対策を社会人の方と行うことができるので、より本番に近い形で対策を行うことができます。また、企業の求める人材を知っている就活のプロの視点でフィードバックがもらえるのも大きなメリットです。
ここでは、面接が苦手な学生におすすめの就活エージェントをご紹介します。
①キャリアチケット
キャリアチケットは、「量より質」を大切にした就活を支援しているサービスです。
そのため、皆さんと一緒に自己分析を深めた上で、おすすめの求人を紹介してくれたり、選考に向けた対策を行ってくれます。
また、ハイレベルな面接対策やフィードバック付きのGD対策セミナーが豊富に開催されているので、これから着実に選考の力を伸ばしていきたい方にもお勧めです。
②JobSpring
JobSpringがおすすめな理由は、一緒に面接やGDの対策をしてくれるだけでなく、皆さんが受けた面接のフィードバックをもらうことができるためです。
そのため、面接に落ちた理由を分析しながら効果的に対策を進めていくことができます。
丁寧で素早いサポートが評判のサービスで、最短1週間で内定を取ることができるので、現在就活に苦戦している方や早く内定が欲しい方には特にオススメです。
まとめ
今回は面接で言葉がまとまらない理由と、その対策をまとめました。
面接で上手に言いたいことを伝えられるようになるには、準備と経験を積むことが欠かせません。
本望の企業では自信を持って面接に臨めるように、今のうちから対策を進めていきましょう。
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