最近、ビジネス書68万部ベストセラーの「メモの魔力」が就活の自己分析に役立つと評判ですが、「メモの魔力を使った自己分析ってどうやるの?」と思っている学生も多いのではないでしょうか?
メモの魔力の中でも自己分析の方法は詳しく書かれていますが、どう就活に応用していいか迷っている方も少なくないでしょう。
私もメモ魔力の自己分析が難しすぎて一度挫折しています。幼少期や幼児期の記憶をたどるのは安易ではなく、かなり苦労したからです。
しかし、ある程度質問をこなしていく中で、コツがわかってきました。メモの魔力の質問は1000門ありますので、まだ最後までは終わっていませんが、就活に応用するやり方はほぼ理解できています。
そこでこの記事では、メモの魔力を使った自己分析ノートの作り方や実際にメモの魔力を自己分析に使った人の感想などをまとめてお伝えします。
「メモの魔力」を使った自己分析ノートの作成・やり方
早速、メモの魔力を使って自己分析ノートを作成していきましょう。著書の前田裕二さんが作った、自己分析用の1000の質問pdfはここからダウンロードできます。
【無料公開】
— 箕輪厚介 (@minowanowa) January 9, 2019
『メモの魔力』特別付録「自己分析1000問」のPDFを無料公開します!
自分用やイベントなどでご自由にお使いください。
前田裕二流の自己分析のやり方は『メモの魔力』にもちろん書いてあります。笑 就活も仕事も人生もまずは自分を知ることから始まる!https://t.co/LEumPvsUPS@UGMD
メモの魔力では、自己分析をファクト→抽象化→転用の順に進めていきます。
①質問と答え、ファクトを書く
まずは、過去を掘り起こし、質問と答えを書きます。メモの魔力では、理由をファクトと呼びます。
このような感じで、質問に対する答えと理由を書いていきましょう。
②ファクトを抽象化
次は、ファクトを抽象化する作業です。なぜそう思ったのか、理由や原因を深掘りして②に書き出します。
抽象化は、できるだけ多めに書いてください。次の転用がしやすくなります。
③抽象化したものを転用する
最後に、抽象化したものを今後の人生にどう活かすか考えます。もしかしたら活かせないこともあるかもしれませんが、それも含めて思考を巡らせましょう。
②抽象化を次にどう活かすか、考えていけば、メモの魔力の自己分析は終了です。
通常の自己分析では、①の質問に対する②の抽象化をとことん深掘りしていく形です。
しかし、メモの魔力は、③の転用があり、今後の人生にどう活かすかを考えることができます。
③が志望動機や自己PRなどに使えますので、就活の自己分析に役立ちます。
「メモの魔力」自己分析1000問にかかる時間は?
メモの魔力に対して、「メモの魔力…質問数が多すぎてしんどい」「メモの魔力の質問1000本ノック、終わる気がしない…」このように思っている人も多いでしょう。
著書の前田裕二さんによれば、まず1つの質問ノート見開き2ページ使い、30冊以上のノートを使ったそうです。1つの質問に対し、転用までかける時間は人それぞれ異なるでしょう。
私の場合は、1つの質問で転用まで埋めるのに、10分ほどかかりました。単純計算で10分×1000時間=役166時間です。
1日1時間取り組んだとして、5ヶ月かかります。
自分にとって難しい質問の場合は、20分や30分かかることもあるでしょう。また、毎日取り組めないこともあります。その辺りを考えれば、1000問答えるのに半年以上はかかりそうです。
もしかしたら、就活が終わっている可能性も考えられますね。
メモの魔力を就活の自己分析に使う場合は、1000問答えることに固執しないほうがいいでしょう。いくつか抜粋して、1つの質問に対するファクトや抽象化、転用をじっくりと考えていくほうが役立ちます。
メモの魔力で自己分析をやってみた人の感想
これから、メモの魔力で自己分析をやってみる人にとって、すでに取り組んでみた人の感想、気になりますよね。本当に役に立ったのでしょうか、チェックしてみましょう。
↓この書き方が、メモの魔力の王道手法です。
自己分析の1000問の内の2問目です!☺️#前田裕二さんに届け#モレスキン#メモの魔力 pic.twitter.com/wzco7KTru4
— メモの魔力を読んで (@G4xeyj0khbmLGfx) March 2, 2021
↓41日も継続している方です。メモの魔力の自己分析で、人生において大切な発見があったようですね。
〈41日目〉①-41
— shintaku@1000問ノック実施中(1日1問) (@sntk_sc1) March 6, 2021
【大学】理想のパートナーは?
過去の大切な人との思い出が蘇ってきた。。でも今この瞬間を大事に生きていこうとも思えた!!#メモの魔力 #自己分析1000問#1000問ノック pic.twitter.com/foCw5yisia
このような感想もあります。
メモはよくとるけど、抽象化して転用までは全く考えていなかった。
— ピルスン@千里の道も新御堂から (@duckwalk36) March 5, 2021
だけど求めていた物は「メモの魔力」にありました!
本になった事でテクニックを盗むことが出来る。
「学ぶ」と言う事は「真似る」から来ているから、まずは真似よう#メモの魔力 #前田祐二 #メモ
〈35日目〉①-35
— shintaku@1000問ノック実施中(1日1問) (@sntk_sc1) February 28, 2021
【大学】将来の夢は?
自分は何をしたいのか、
何に幸せを感じるのか、
少しずつだけど
幼稚園時代からの自分と向き合って
分かってきたような気もする。#メモの魔力 #自己分析1000問#1000問ノック pic.twitter.com/zdcb3j9nOl
前田さんの具体的なメモの書き方も紹介されていたが、私はこの本を読んでから、メモをマインドマップに落とし込んだら展開しやすいのでは?と感じた。
— tukasa@読書垢 (@tukasa65650349) March 4, 2021
早速マインドマップのアプリをダウンロードして始めてみた。#本 #読書 #読了 #仕事 #メモの魔力 #前田裕二 #夢 #ノート #記録 #知的生産 #情報 pic.twitter.com/Og728vNrUQ
自己分析の書式は、メモの魔力内に書いていますが、マインドマップでも活用できそうですね。ノートに書くのが苦手な方は、こちらの記事を参考にメモの魔力を使ってマインドマップを作成してみてはいかがでしょうか?
*自己分析マインドマップのページへリンク
自己分析は就活のプロに相談しよう
就活の自己分析にメモの魔力を使うのもいいのですが、先述したようにかなりの時間と労力がかかります。自己分析は就活のスタート地点ですから、ある程度早めに終わらせて次の段階に進まなければなりません。
メモの魔力を使っても「自己分析が進まない」「時間がかかる」「面倒くさい」と思う就活生は、就活のプロに相談する方法がおすすめです。
就活のプロとは、自己分析や提出書類の添削など就活をサポートしてくれる就活エージェントのキャリアアドバイザーのことです。
親身で的確なサポートが評判の就活エージェントJHRでは、自己分析をプロ目線でアドバイスしてくれます。自分一人では見つからなかった強みや適性を導き出してくれますし、マッチした企業の紹介もお願いできます。面接対策や志望動機の練直しなど、内定までトータルでサポートしてもらえますので、自己分析に悩んでいる学生におすすめです。
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