「弁護士になったのはいいけど、毎日残業でしんどい。転職したいな」
「今の業務は向いていないから、インハウスローヤーになりたい」
「転職先を早く見つけたい。この年齢だけど大丈夫かな」
このような悩みがあり、転職したいと考える弁護士におすすめなのが、弁護士特化型の転職エージェントです。
たしかに、ひまわり求人求職ナビを使って求人を探す方法や、他の弁護士から転職先を紹介してもらう方法などもありますが、より多くの求人を紹介してもらえる転職エージェントもぜひチェックしてみましょう。
転職するかどうか悩んでいる方も、どのような転職先があるか知ることができると、キャリアプランを描きやすいはずです。
今回は、弁護士に強いおすすめの転職エージェントや転職サイトとの違い、転職を成功させるポイントを解説します。
弁護士に強い転職エージェントおすすめ
早速、本題から入りましょう。弁護士に強いおすすめの転職エージェントを4つ選びました。
弁護士特化型の転職エージェントで評判がいいところばかりです。ぜひチェックしてみてください。
弁護士ドットコムキャリア
出典:弁護士ドットコムキャリア
「弁護士ドットコムキャリア」は、日本最大級の弁護士・法務部ネットワークを活かして、優良求人を紹介してくれる転職エージェントです。
専任のコンサルタントが付き、求人紹介だけでなく応募書類の添削や面接対策、条件交渉などをサポートしてくれます。弁護士の転職と言えば、ひまわり求人求職ナビが有名ですが、そこにはない求人に出会えることもあります。
その他、求人票を見るだけでは分からない社風や会社の特徴なども教えてくれ、現職の退職手続きといった不安なことも相談可能です。
全国各地の求人を取り扱っており、弁護士事務所だけでなくインハウスローヤーを志望する方にもおすすめできます。
MS-Japan
出典:MS-Japan
「MS-Japan」は、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。30年以上の実績があり、知名度が高い転職エージェントのひとつです。
上場企業の70%以上にあたる約2,600社から求人の依頼を受けており、取引実績はかなり多いと言えます。非公開求人は全体の90%ですので、まずは無料登録をして求人内容だけでもチェックすると転職先の具体的なイメージを掴むことができるでしょう。
大手監査法人・会計事務所、ベンチャーキャピタルとのネットワークを持ち、関東・東海・関西の主要都市を中心に、大手上場企業、外資企業、優良ベンチャー企業または会計事務所、監査法人、法律事務所、金融機関まで、幅広いニーズに応えてくれます。
50歳以上のシニア層もターゲットになっているため、年齢のことが気になる方も相談してみるとよいでしょう。
【弁護士・公認会計士・税理士の求人・転職なら「MS-Japan」 】
リーガルジョブボード
出典:リーガルジョブボード
「リーガルジョブボード」は、日本最大級の士業に特化した転職エージェントです。弁護士だけでなく司法修習生も対象としているのがポイントです。
採用担当者と直接メッセージのやりとりができるダイレクトリクルーティングもおこなっているため、使い分けてもよいでしょう。
エクスキャリア
出典:エクスキャリア
「エクスキャリア」は、弁護士事務所だけでなく、法務・知財・特許などの一般企業における管理部門の求人も取り扱っている転職エージェントです。
一部求人では、司法修習生も相談可能となっており、仕事内容は多岐にわたります。そのため、自分の経歴や強みを生かせる転職先を見つけられる可能性が上がります。
弁護士が転職エージェントを利用するメリット!転職サイトとの違い
次に、弁護士が転職エージェントを利用するメリットを解説します。求人情報を閲覧するだけの転職サイトとの違いを知ってください。
弁護士の転職に精通しているアドバイザーの意見を聞くことができる
まず、転職サイトとは違って、弁護士特化型の転職エージェントでは、弁護士の転職に精通しているアドバイザーの意見を聞くことができます。
転職を考えている方の中には、初めての転職で不安な方もいるでしょう。やはり転職を考えるからには、何か現職に不満があるはずです。その不満を解消できる転職先を見つけるためには、押さえておくべきポイントがあります。
そのポイントや転職のコツなどをアドバイザーは知っています。何人もの弁護士の転職を導いてきた優秀なアドバイザーの意見を無料で聞くことができるのは大変魅力的です。
【優秀なアドバイザーが在籍するのは弁護士ドットコムキャリア】
転職先候補の内情を知ることができることもある
一般的な転職サイトでは、書かれている内容がすべてで、それ以上のことを知ることは難しいでしょう。
しかし、転職エージェントなら、過去に内定者を出した実績があったり、面接のポイントやどのような弁護士事務所や一般企業なのか内情を知っていたりすることがあります。
転職エージェントの担当者は、実際に弁護士事務所や一般企業に足を運んで、代表や採用担当者からヒアリングをおこなっています。その際のこぼれ話や印象などを教えてくれることもあるでしょう。
インハウスローヤーの求人が多く、内定率も高い
転職エージェントに登録すると、非公開求人情報を知ることができます。
特に、インハウスローヤーの求人は非公開のものが多く、転職エージェントに登録しなければせっかくの機会を失うことになります。
また、転職エージェントのアドバイザーは転職に精通しているため、応募書類添削や面接対策にも対応してくれ、大変助かるでしょう。
応募書類の書き方をインターネットで調べても、魅力的なものを作成できたか判断がつきにくく、不安になるものです。
その点、アドバイザーは、いくつもの応募書類を見てきており、書類選考を通過できるポイントを把握しています。
弁護士に強い転職エージェント理想の転職を成功させるポイント
続いて、転職を成功させるポイントを解説します。
転職の怖いところは、転職したら必ず待遇が良くなるとは限らないところです。
現職に不満があるからこそ、転職を考えているわけですが、安易に転職先を決めてしまうと理想通りにはならないかもしれません。これからお伝えするポイントは必ず押さえてくださいね。
転職理由を明確にして譲れないポイントを考える
転職理由を明確にして現職の不満を解消させることも大切ですが、同時に必ず譲れないポイントもしっかり考えましょう。
例えば、年収に不満があったとします。この不満を解消させるために年収アップできる求人を探すのですが、もちろん見るべきポイントは年収だけではありません。
「こんな業務をおこないたい」「月の残業時間は何時間までがいい」などの実現させたいことがあるはずです。こういった実現させたいことは優先順位をつけながら列挙していきましょう。
多少妥協しなければいけないこともあるかもしれませんが、優先順位の高いことで妥協すると後悔することになるかもしれません。
現職とは別の不満が続々と出てきて、転職を繰り返すのは望ましくないため、譲れるポイント・譲れないポイントを分けて考えてください。
複数のエージェントを利用する
転職エージェントは複数社に登録して比較しましょう。そして、より相性のいいアドバイザーを選んだ上でメインとサブに使い分けることをおすすめします。
効率的な転職では求人内容も重要ですが、アドバイザーとの相性も非常に大切なポイントです。
1つの転職エージェントにしか登録しない場合、多少コミュニケーションに問題があっても「こんなものか」と思い込んでしまいます。
しかし、複数の転職エージェントに登録することによって、初めて「このアドバイザーは貴重な意見をくれる」「希望にマッチした求人をたくさん紹介してくれる」などと正しく評価することができるでしょう。
転職エージェントは一度利用し始めてみても、いつでも利用停止することができます。「求人が魅力的ではない」と感じたら、正直にそのことを伝えても大丈夫です。
「他の転職エージェントを利用することに決めました」という率直な意見も、転職エージェントは受け付けてくれます。
まとめ
今回は、弁護士に強いおすすめの転職エージェントや転職サイトとの違い、転職を成功させるポイントを解説しました。
転職経験者の中には「転職エージェントを利用して良かった」「あのアドバイスがなければ途中でくじけていたかもしれない」と考える方もいて、無料で利用できる転職エージェントを試さないのはもったいないと言われています。
転職エージェントの1社目はいまいちだったけど、2社のアドバイザーが親切かつ優秀で、かなり助けられることもあります。ぜひ良い転職先を見つけるために転職エージェントを利用してみてください。
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