皆さんは格安SIMをお使いでしょうか?
大手キャリアと比べるとコスパが非常いいですが、
格安SIMを使っていると
「速度が遅くてイライラする…」
という経験を一度はしたことがあるかと思います。
筆者も移動中に観たい動画の画質が悪くなったり、止まったりしてイライラすることがしばしば…
そこで本記事では、通信速度でイライラしないために、格安SIMについて以下の3つを解説します!
・速度重視の人におすすめの格安SIM
・格安SIMがストレスに感じるときの対処法
・格安SIMの速度が昼に遅くなるワケ
ぜひ参考にしてみてくださいね!
速度重視の人におすすめの格安SIM
まず始めに、速度重視の人におすすめの格安SIMを3つご紹介します。
LINEMO(ラインモ)
結論から言うと、LINEMOはLINEを頻繁に利用していて、かつ複雑な料金プランはいらないという人にとってダントツ1位でおすすめの格安SIMとなっています。
LINEMOの大きな特徴は、LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費がゼロ。
さらに対象のラインスタンプ1,000万種類以上が追加料金なしで使い放題なので、LINEを頻繁に利用する人にはLINEMOが非常におすすめです。
料金プランも2つのみで、とてもシンプルでわかりやすいです。
そのため契約時にも料金プランが多すぎて訳が分からない…と言う事態にもなりにくく、スムーズに契約手続きが進められるようになっています。
そしてその2つの料金プランのうちの一つは、1ヶ月のデータ容量20GBで2,728円(税込)。
このプランは格安SIMのなかでも比較的低コストです。速度もソフトバンクの回線を利用しているので安定しています。
ただ、1ヶ月に定められたデータ量をオーバーして制限速度になってしまうと、SNSのメッセージを送るのがやっとの通信速度になってしまうので要注意です。
(ちなみにLINEのメッセージや音声通話、ビデオ通話は制限速度関係なくデータ消費ゼロでスムーズに利用可能です!)
LINEMOはキャンペーンもかなり充実しており、他社から乗り換えをしたタイミングだといろんな特典をもらいやすいです。
特にPayPayポイントがもらえるキャンペーンが多数揃っています。
もちろん乗り換えから時間が経っている人もキャンペーン対象のものもあるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
ahamo(アハモ)
ahamoはとにかく速度を重視したい人におすすめです。朝・昼・晩どの時間帯をとっても他社の格安SIMより速度が圧倒的に早いのが大きな特徴。
ドコモの回線を使用していて、速度が遅くなりやすい昼の時間でも標準画質の動画をみることが可能です。
なので動画が止まったり、画質が悪くなってイライラすることも少ないです。
ただ5Gだと繋がりにくかったり、建物内の一部では繋がりにくい傾向があるようなので、そうなった際は4Gに切り替えたり、繋がりやすい場所に移動してみるのが良いでしょう。
ちなみに料金はLINEMOより若干高めの1ヶ月20GBで税込2,970円です。
povo(ポボ: 厳密に言うと格安SIMではないが価格帯は格安SIM並)
povoは料金を抑えつつ、速度も重視したい、そして自分でプランをカスタマイズしたい人におすすめです。
速度に関しては、ahamoよりは劣りますが、速度がおそくなりがちなお昼の時間帯でも問題なく標準画質の動画がみられます。
また、たくさんのプランを自分でカスタマイズして組み合わせることができるので、自分のデータ使用量に合わせてプランを細かく変えることができます。
そのため、そんなにデータを使用しない人はデータ利用料を抑えることができますし、反対に大量のデータを使用する人はデータ量の多いプランでプラン設計をすることも可能です。
ちなみに1ヶ月通話プランなし&20GBのプランだと料金は税込2,700円となっています。
格安SIM速度がストレスに感じる時の対処法
次に、もし速度が遅くなってイライラ感じてしまう時の対処法を確認していきます。もしも速度が遅くなってしまったときは試してみてくださいね!
公衆無線LANを使用する
電車やお店など、場所によっては公共の無線LANが設けられています。
だいたいお店の入り口付近や、電車の車体連結部分の壁に無線LANを知らせるステッカーなどが貼ってあります。
その無線LAN情報がもし確認できたら、接続するとデータ利用ゼロで回線を使用できます。
速度も基本的にとまることはありませんが制限時間があるものが多いので要注意です。
そして公衆無線LANなのでセキュリティーの観点でこの点も注意が必要です。もしセキュリティ面が心配な人は公衆無線LANの利用は避けた方が良いでしょう。
観たい動画や音楽は前もってダウンロードしておく
こちらは対処法と言うよりは予防法です。
動画のサブスクなどを利用している人は、Wi-fiなどが通っている環境で、あらかじめ動画のダウンロードをしておくのがおすすめ。
そうすると移動中にデータの使用もしなくてすみますし、途中で動画が止まるストレスも感じません。
もし、Wi-fiの環境がない人でも回線の混みにくい深夜の時間帯にダウンロードをしておくと良いでしょう。
使っていないアプリを削除する
サブスクではなく、TikTokやinstagram、Youtubeなどの動画や画像サイトをみている際に速度が遅くなったら、使っていないアプリを削除してみましょう。
アプリが入っているだけでもストレージが大きくなり、スマホ自体の動作が遅くなっています。
なので使っていないアプリをアンインストールして削除することで動作が早くなるかどうか試してみましょう。
溜まっているキャッシュを削除する
スマホには一回開いたサイトのデータを覚えておいて、次回スムーズに開けるように一時的にデータを保管する機能があります。
それがキャッシュです。
しかしそのキャッシュが多くなると、スマホのストレージを圧迫し動作が遅くなります。
そのキャッシュを定期的に削除することでストレージが軽くなり動作がスムーズになります。
端末を再起動する
上記の4つの方法でも回線が安定しない場合は、端末を再起動してみましょう。
端末が上手く回線と接続できていない可能性もあるので、「機内モード」にしてみるなどを行って通信を接続しなおすのも手です。
なぜ格安SIMは昼に遅くなるの?
お昼に速度が遅くなるのはその時間帯にデータの通信量が多くなるためです。
12時〜13時のお昼休みにスマホで動画やSNS、オンラインゲームをする学生や社会人が多くいるため回線が混雑し速度が遅くなる現象になります。
どうして混雑すると速度が遅れるかと言う仕組みですが、まず格安SIMの多くは大手キャリアの回線を借りていて、「この時間にはこのデータ量です」と一度に流せるデータ量が定められています。
その限られたデータ量を超える量のデータのやりとりが生じることで、回線が混雑して渋滞してしまうのです。
なので、一度に多くの人がたくさんのデータのやりとりをする時間は速度がおそくなります。
反対にデータのやりとりをする人が少ない時間帯は、速度を気にせずスムーズに動画などをみることができます。
車の渋滞のようなものだと思っていただけるとわかりやすいかもしれません。同じ時間帯に多くの車が、同じ道路に集まると渋滞して車が動かない…
それがまさに携帯の回線でも起こっているのです。
とはいえ、格安simは大手キャリアから回線を借りているために、人件費や設備費を抑えられて低価格でのサービスの提供が可能となっています。
まとめ
今回は格安SIMの速度に関して3つのことを解説しました。
・速度重視の人におすすめの格安SIM
・格安SIMがストレスに感じるときの対処法
・格安SIMの速度が昼に遅くなるワケ
格安SIMを検討しているけど速度を心配している人や、すでに格安SIMを使っているけれど別の格安SIMに乗り換えようか悩んでいる人の参考になれば幸いです!
速度が遅くてイライラする現象から解放されましょう!
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