「LPOやSEOとはよく耳にするけど具体的にどんなものかわからない」「ウェブ広告を出しているが、イマイチ効果が出ない」「ホームページから集客をしたいが、何をしたらいいかわからない」などこのような悩みをお持ちではありませんか?
確かにこの文字だけを見てすぐに理解するのは難しいですよね。しかし、LPO対策やSEOについて知ることで、サイトの売り上げやウェブ広告の効果を上げることができます!
そこでこの記事ではLPO対策とは何か、SEOとの違い、おすすめのLPO対策ツールまで紹介したいと思います。
LPO対策とは?
まずLPOとは「ランディングページ最適化」といいます。ランディングページとはインターネットユーザーが情報を得るためにたどり着く最初のページのことを指します。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンや、インターネット広告からランディングページにたどり着いたユーザーのニーズに合わせて最適化することがLPOです。
LPO対策の目的
LPO対策の目的はユーザーをコンバージョンまで導くこと。コンバージョンとは商品購入や資料請求、会員登録など最終的なアクションのことです。
LPO対策するにあたり、まずどのようなユーザーがどんな目的でサイトを訪れたかを分析します。そうすることでユーザーのニーズにあったコンテンツや情報を的確に提供できます。ユーザーの期待に応えることで興味を引きつけ、コンバージョンにつながります。
一般的にサイトを訪れたユーザーの直帰率は50%以上とも言われています。
LPO対策することで、的確にユーザーのニーズに応えるランディングページを作れるということです。その結果、サイトの途中離脱を防ぎ、コンバージョンまで導けます。
逆にLPO対策していないと、サイトに訪れたユーザーのニーズがわからず、期待する情報を提供できません。その結果、すぐに元にいたページに帰ってしまい、そのユーザーはもう戻ることはないでしょう。
LPO対策の内容
では具体的にLPO対策はどのように行うのか。その方法は大まかに分けて3つあります。
A/Bテスト
まず、A/Bテスト。これは2つ以上のサイトや広告などに対して、クリック率やコンバージョン率を分析し、どちらの方が効果的かを比較するテストのことです。
例えば、クリックしてほしいボタンの色を赤か青の2パターン用意するとします。どちらの方がクリック率が高いかを比較し良い方を採用。次は2パターンの大きさを用意し、それもクリック率が高い方を採用するという方法です。
このようにA/Bテストを繰り返すことで、どのようなデザインや説明文が効果的かという成功パターンを知ることができます。また、A/Bテストは変更の規模が小さいので、リスク回避にもつながります。
多変量テスト
2つ目が多変量テスト。多変量テストはサイト上の複数の箇所を変更し、その中で最適なものを探します。A/Bテストよりも複雑になり、詳細な情報を得られるので、コンバージョン率の改善につながりやすくなります。ただ、その分一定以上のアクセス数が必要になり、テストに時間がかかります。
よりピンポイントな情報になるので、しっかりとターゲットを絞る必要が出てきます。A/Bテストで効果があると判断された要素をより最適化するのにつかうと効果的です。
ターゲティング
最後にターゲティング。ユーザーを分析し、そのユーザーの情報を元に最適なコンテンツを表示することを言います。ユーザーの年齢や地域、過去の閲覧履歴などを基準にユーザーに合わせた広告や情報を表示することで、ランディングページからの離脱を防ぎます。
この3つを組み合わせて活用することで、ランディングページのコンバージョン率の向上が見込めるのです。
LPO対策・SEOとどう違う?
LPO対策はサイトにたどり着いたユーザーに対して最適な情報やテキストを用意して、途中離脱を防ぐのが目的。一方、SEOは検索エンジンに対してサイトを最適化することで、検索結果を上位にし、サイトの訪問者を増やすのが目的です。
SEOで増やした訪問者をLPO対策によってコンバージョンまで導くことで、より大きな効果が期待できます。
LPO対策 | SEO | |
目的 | サイトに訪れたユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョンにつなげる | 検索結果を上位にし、サイトの訪問者を増やす |
メリット | 適切な対策を取れば結果が出やすい | webサイトの社会的地位があがり、一度効果が出ると長期間持続しやすい |
デメリット | そもそものアクセス数が少ないと、あまり効果が出ない | 効果が出るまでに時間がかかる |
LPOツールおすすめ
ここでは「LPO対策に興味はあるが、実際どのようにしたらいいかわからない」という方におすすめのLPOツールを3つ紹介します。
gyro n lpo
gyro n lpoは10年以上LPO対策サービスをしているので、そのノウハウを生かしたターゲティング機能でユーザーにあったコンテンツを自動配信してくれます。ユーザーの過去の行動履歴、性別、曜日や時間に至るまであらゆる条件に対応します。
そのターゲティング機能を生かして自動でクーポンを発行できます。例えば初回訪問のユーザー限定のものや、流入元や広告別、曜日や時間など訪れたユーザーに合わせたものを自動で表示します。これによってユーザーの途中離脱を防ぎ、コンバージョンにつながります。
さらに、複数のコンテンツの中からコンバージョンにつながった効果の高いものを自動で解析し、最適化してくれるのでアクセス解析の手間が省けます。
新たなページを作る際にも、既存のページにタグを挿入するだけでいいのでランディングページを新たに作成する必要がありません。
このように、こちらの手間を省いてくれる優秀なLPOツールなのです。導入する際の費用は、月額利用料が40,500円から、初期費用は別途見積もりとなっています。
AD EBiS
AD EBiSはプライバシーに配慮をしながら精度の高いデータを蓄積。そのデータを分析し、誰にでもわかりやすい形でレポートを作成してくれます。
このレポートにより、ユーザーがどの施策にどのような順番で接触し、コンバージョンまでつながったのかを知ることができます。なので施策同士の関係性を把握することが可能。
さらに、コンバージョンだけでなく認知や接触頻度など見えづらい広告成果も可視化することで広告の予算増減による影響をシミュレーションできます。
また、サポートも充実しており、サポートサイトやサポートセンターはもちろん、導入支援プログラムもあるので、初めてLPO対策ツールを使うという方にも安心です。
AD EBiSの月額使用料はサイトの規模によって決まるので簡単に見積もりが出すことができます。そして初期費用が無料で、導入に費用がかからず始めやすいLPO対策ツールです。
CVX
CVDの特長は簡単にランディングページを作成できるところです。約200種類のデザインテンプレートが用意されており、穴埋め感覚でランディングページを作れます。
本来ランディングページを作る際には構成やデザイン、ライティングなど様々な工程を踏まなければなりません。しかし、CVDならばテンプレートに沿った編集作業をするだけでいいので、工数が大幅にカットできます。なのでランディングページ作成の生産性が大きく上がります。
このように、CVDはランディングページ作成に特化したLPO対策ツールなので、大量のランディングページを作りたいといった場合には非常に適しています。
14日間の無料トライアルを行っているので、気になった方はまず使って試してみるといいでしょう。
まとめ
このようにLPO対策することで、ウェブサイトやウェブ広告をより効果的にユーザーに届けることができます。LPO対策ツールをつかうなどして自身のウェブサイトを分析し、SEOで増やしたユーザーをコンバージョンへと導きましょう!